ブランデー

昨夜うちの嫁に、「オー・ド・ヴィー」て何？と聞かれました。
そこで「オー・ド・ヴィー」というのはフランスではブランデーのことをいうんだよ。と教えたのですが、ブランデーについて理解していない方が多いのかな？と思い、ちょっとだけ書いてみたいと思います。
ブランデーというのは、葡萄から造られた蒸留酒のことだと思われがちですが、それもブランデーではありますが、正確にはブランデーの１分野であり、イコールではありません。
ただどうしても、葡萄から造られるグレープブランデーが圧倒的に多いので、グレープをつけるが面倒なのか、それ以外のブランデーが少ないためか、日本ではブランデーというと、グレープブランデーのことを言うようになっているようです。
じゃあブランデーてどんなものを言うの？と思われるので、それを簡単に言うと、フルーツを原料にして造られる蒸留酒ということになります。
比較的皆さんがご存知なものに、リンゴから造られる「カルバドス」というのがあると思うのですが、これはアップルブランデーになるわけです。
それ以外にも、サクランボや木苺、洋梨といったものからもブランデーは造られています。
なので、ブランデーは葡萄から造られた蒸留酒のことではない(それも含むが)と覚えていただければ幸いです。