あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 旅初日

barvirgo2005-10-11

9月23日(金)は、前日からの仕事で一睡もせず、家に荷物を取るのと一風呂浴びに帰っただけで出発しました。
で、あるじは殆ど英語がしゃべれないので、嫁と2人ではちょっと心許なく、英語の喋れる方と一緒に行こうと思い、お客様のYさんを誘い、3人では宿泊の時などYさんが1人では失礼かと思い、もう1人お客様のS君を誘って今回は4人での旅となりました。
Yさんとは上野の駅で会い、S君とは成田空港で落ち合い、13時10分発のBAでスコットランドに向かいました。といってもお約束通り飛行機の出発は30分ほど遅れたんですけどね。
そして、あるじ達を乗せた飛行機は思いのほか順調にヒースロー上空に達したのですが、滑走路が混雑していたらしく、結局イギリスへの入国は30分ほど遅くなってしまいました。
そこで、当然あるじ達の目指すのはスコットランドのわけですから、国内線に乗り換えなくてはいけないのですが、4人とも初めてのヒースローで、国内線の時間が変更されて遅れている事も知らないし、どこで入国審査を受けて、どこから乗らなければいけないかも分からないので、かなり慌てて焦ってしまいました。
何しろ想像以上にヒースローが広いのと、帰る時に分かったのですが、あるじ達が乗ってきたBAの到着ゲートがいちばん端で、乗り換えるにはすごく歩かなければならないほど遠かったというのもあるんですけどね。だからヒースローの中はえらく歩いた記憶がありますね。
それとあるじ達が焦った理由に、あるじ達の前で入国審査を受けている女性というのもありました。英語が喋れず且つ観光にもかかわらず3ヶ月滞在するという事で、入管の方達が不審に思ったらしく、あるじの同行者のYさんに通訳を頼み時間をかけてその女性に質問したりしていました。おかげで待たされているあるじ達は国内線に間に合うのか心配で、またイライラしちゃいました。
まぁ国内線の案内を見たら出発が遅くなっていたので、なんて事はなかったんですけどね。
こうして現地時間で20時近くにエジンバラに到着しました。
あるじ、スコットランドの地に初めて立ったのです
しかし簡単にはゆっくりさせてもらえず、まず最初は同行者2人の荷物が待てど暮らせど出てこず、一時は乗り換えの時にどこかに行ってしまったのかと思いました。
ここでは偶然なんですが、イタリアから来た日本人と一緒になり、彼らの荷物も出て来なかったようです。
ところがあるじ達はラッキーな事に、壁で見えなくなっている所にもうひとつレーンがあって、そこに同行者の荷物が流れていたのです。まさかこの時、この同行者の荷物の中にあるカップラーメンに助けられるとは夢にも思わなかったのですが・・・。
そして、レンタカーを借りる手続きをしたのですが、カギを渡され、ただ17番のバスに乗って1つ目で降りると車があると言われただけで、車の場所は教えてくれなかったのです。
まぁあるじ達も行けば分かるだろうと、ちょっと高をくくっていたところもあるのですが、何しろ駐車場は広いし、すでに夜なので暗いし、車を見つけるのにも迷ってしまいました。
で、何とか車を見つけたは良いのですが、今度は出口が分からずグルグル走って探し、やっと見つけるとこれがまた出にくい出口でした。
まぁ何とか、ここも無事に出たのですが、暗いし道は分からないし、エジンバラに向かう道に出るまで駐車場の周りでしばらく迷ってしまいました。
やっとの思いでここも脱出し、エジンバラに向かうのですが、初めて経験するラウンドアバウトという道路形態になれず、ホテルの向かう途中のちょっと大きなラウンドアバウトに嵌まって一周半したりしてしまいました。(なぜか分からないのですが、ここのラウンドアバウトは相性が悪いのか、この後2回同じ所で嵌まってしまうんですよね。)
そして慣れない道を走りながらホテルを探すのですが、暗くてすぐに分からず1度は通り過ぎてしまったりもしました。
そして、ついにホテルに到着したのです。すでに時間は21時過ぎ、宿泊の手続きをして、部屋に案内してもらい、さぁホテルのBARというかPUBで、無事到着した事を乾杯し、食事でもしようかと思ったらなんと、食事は全て21時半がラストオーダーで、あるじ達はギリギリ間に合わなかったのです。が〜ん!!
なので仕方なくビールで乾杯だけして、あるじは後「ラフロイグ10年」を飲んだだけで寝ることにしました。
しかしここで、部屋に戻ってから、同行者のS君が持って来ていたカップラーメンが役に立ち、あるじも分けてもらい嫁と2人部屋で食べたのです(スコットランド来て最初の食事が日本のカップラーメンとは・・・)。
さて、これで皆も疲れている事だし、このまま寝て二日目に突入かと思っていたら甘かった。夜中の3時か4時頃に隣の部屋で寝ているはずの同行者達の話し声と笑い声が響いて来るではないですか、2人がこんなに元気とは・・・。
あるじとしては明日も早いんだからしっかり寝ようよ。って思ってしまいました。
こうしてあるじのスコットランド1日目は過ぎていったのです。
1日目からこんな長文、誰が読んでくれるのやら・・・、続きはまた後日書こうと思っています。