あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 旅3日目(1)

barvirgo2005-10-24

先月スコットランドに行ってから、すでに1ヶ月が過ぎてしまいました。
だいぶ記憶もあやふやになって来ているのですが、2日目までを書いていますから、今日は3日目について書きたいと思います。
3日目は、前日夜中に降った雨も止みすごく清々しい朝でした。
宿泊させていただいた(B&Bの)宿では、朝食を前日に選ばせて頂けたので、あるじは「鱒(たぶんシートラウト)の焼いたもの」を食べました。
旅行中はもしかすると毎日同じ朝食かも、とちょっと心配だったので、選ばせて頂けたのはありがたく、且つ鱒が美味しかったので感激しました。
そして宿の奥様に飲む事の出来るブラウンウォーターの汲める場所を聞き、お世話になったお礼を言って出発しました。
そしてこの日は日曜日だったので、蒸留所は全て休みの為あるじ達は島内の遺跡などを観光することにしたのです。
で、最初に向かったのは「キルダルトンという教会の遺跡で、ケルト様式のクロスが何とも言えず歴史を感じさせてくれました。
しかし、ここでとんでもない事が起きたのです。
同行者のS君がいきなり「用を足したい。」と言い出したのです。この遺跡は何も無い所にある為、皆で我慢するように言ったのですが、「我慢出来ない。」と言って、遺跡のすぐそばで、なんとこの旅2回目の立ち○○をしてしまったのです。
あるじ達は呆れてこの日本人の恥を、その場に本当に置いていこうかと思ってしまいました。
後で思えば本当に置いていけば良かったと思うことが3たびあるんですけどね。
そしてここでは、また日本人に出会ったりもしました。
次にあるじ達は、「キルダルトン」の遺跡から戻る途中で、宿の奥様に聞いた「ラガヴリン蒸留書」の脇を流れる小川に行きました。
流れる水は本当に茶色く、知らなければとても飲めるとは思えないでしょう。飲めると知っていても、ちょっと不安があったのも実は正直なところでした。
といってもそんな不安はすぐ消えて、まずは自分で飲んでみて、それから持っていたペットボトルに汲みました(水ゲット!!)。そしてその後にラフロイグ蒸留所」に立ち寄りました。
お休みなのは知っていったのですが、周りだけでも見学しようと思い寄ったのですが、入り口にゲートが在るわけではなく、結構中の方まで入ることが出来たのです。
そして敷地内で写真を撮ったりしていたら、キルトを着た蒸留所で働いているという赤ら顔のおとうさんに会いました。
この日はたまたま、隣のジュラ島に行って、このお父さん達がやっているバンドが演奏する為の出発準備をしているところだったそうです。
このお父さんに出会えたおかげで、あるじ達は「ピート」(泥炭)を頂くことが出来たのです。
これでお金をかけないお土産を2つゲットしたわけです。
おかげでと言う訳ではないですが、「ラガヴリン」で汲んだ水は「あるじの店」で大変好評頂いています。
この後、次の遺跡に行くのですが、このまま書いているとまた長文になり読まれる方も大変だと思うので、3日目の続きはまた後日書かせて頂きます。
お楽しみに、って別に待ってないし読んでないと言われたりするかもしれないんですけどね・・・