あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 旅3日目(2)

barvirgo2005-10-31

お待たせいたしました。あるじのスコットランドの旅3日目の続きです。
だいぶ記憶があやふやになっており、前回書いた3日目(1)で少し順序が違っていたところがありました、ごめんなさい。(旅3日目(1)は現在直してあります。)
さて旅の話になりますが、あるじ達は「キルダルトン」の遺跡や、「ラガヴリン蒸留所」「ラフロイグ蒸留所」を廻った後、一路「フィンラガン」の遺跡に向かいました。
「フィンラガン」の遺跡というのは、昔スコットランド西方の島を統治していた王の王座(The Throne of the Lord of the lsles)が在った所らしいのです。そこはロッホフィンラガン(湖)を臨む湿地帯に、住居跡や教会跡のような廃墟があり、何ともいえない雰囲気があって、あるじはアイラ島に来て本当に良かったと感じられる場所でした。
それに天気も、晴れたり雲が出てきて小雨が降ってきたりと、刻々と変わって荒涼としたこの地に趣を加えてくれて、これがまたいいんですよね。
そしてここにも湖に流れ込む小さな川があり、それは「ラガヴリン蒸留所」の側を流れる川よりも濃いブラウン(まるでコーヒー)色をしていました。
で、あるじはここの水が飲めるのかどうかは聞いていないので知らなかったのですが、まぁ大丈夫だろうと、手で掬って飲んでみたのです。結論から言うと、「ラガヴリン蒸留所」の側を流れる川の水より、柔らかく、少し塩気があり美味しいと感じました。
でも駐車場からは離れていて、ペットボトルも持っていなかったので、ここで水を汲んで帰ることは出来なかったんですけどね。(くぅ〜、残念!)
そして3度、同行者S君はここで立ち○をしたのです。もうがっかり、こんなことならこの旅に誘わなければよかったと本当思いましたね。何しろ他の3人(まぁ1人はうちの嫁ですが)は、皆したくても我慢してるにも拘らずですからね。
そうそう、そういえばここでもなんと日本人に会いました。「アイラ島 日本人が多すぎる。」
で「フィンラガン」遺跡を後にし、この後はあるじ待望の「アイラオイスター
を食べるべくボウモアの街にある「ハーバー・イン」(ホテル兼レストラン)に行きました。
「アイラオイスター」は、本当に美味しかったです。あるじはボウモア12年」をかけて食べたのですが、最初の1個は「フムフム」という感じで、2個3個と食べていくうちに美味しさが増し、1人前6個だったのですが、ハーフポーションを追加し、お昼だというのに結局全部で牡蠣を9個も食べてしまいました。美味っかった!!
これが夜だったら、きっともっとたくさん食べていた気がします。そして次にここにきたら今度はラフロイグ10年」をかけて食べてみたいと思いました。
こうして昼食を済ますと、今回のアイラ島での短い旅の予定も終了となり、改めてまた来なくては、と強く思いました。何しろ今回の旅はスケジュール上どうしても土日がらみとなり、思うように蒸留所見学も出来なかったんですよね。
でもこうして今思い出しても、アイラ島は良いところでした。車で走っていても島の方達はすれ違う度に必ず挨拶してくれたりするし、少しの人にしかお会いできなかったけれど、皆さん親切だし、東京では感じられない自然や歴史も感じられるし、って言ってもあるじ生活するなら東京じゃないと駄目なんですけどね。
すいません、また話が逸れてしまいましたね。
で話を戻しますと、この後あるじ達はポートエレンの町に戻り、3時過ぎのフェリーに乗って、キンタイア半島(ケナクレイグ港)に戻ったのです。
とこの後キャンベルタウンに行くのですが、今日も長くなってしまいましたから、3日目の話は(3)に続くとします。