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 日本のサワー

先日「サワー」について書いたところちょっとした反応があり、皆さん気になっている方も多いと感じられたので、日本での「サワー」について調べてみました。
で、先日「サワー」について書いたページのコメント欄にそのことを書いたのですが、コメント欄だと読まれない方もいると思い、全文をこちらに転載しますので、興味のある方はお読み下さい。
『日本のサワーの起源は、1960年代東京の上目黒にあるもつ焼き屋「ばん」だといわれているそうです。
「ばん」では、客に安く飲んでもらおうと甲種焼酎をメインに出していたそうですが、甲種焼酎は風味も無く酒としては必ずしもおいしいものではなかったので、何とかおいしく飲めるように焼酎にレモン汁を絞り入れ炭酸で割る方法を考えたそうです。
但し、この時点ではレモンを入れたり炭酸で割ったりする飲み方はすでにあったらしく、「ばん」のオリジナルではなかったそうです。
当時は、このような飲み物の名称としては「炭酎(たんちゅう)」「酎炭(ちゅうたん)」「焼酎ハイボール」といったものがあったそうです。
しかし「ばん」の御主人が、こういった名称が言いづらく垢抜けしない為、常連客と一緒に考え、常連客の一人が蒸留酒にジュースを混ぜた「サワー」というカクテルがある事を思い出し、「サワー」と名づける事を提案したそうです。
で、この常連客というのが後に「ハイサワー」を発売する事になった博水社の社長だと言われているそうです。
そして、1980年に「ハイサワー」が発売されたことでサワーの名称が日本中に広まったようですね。
以上日本の「サワー」について、あるじが調べた結果を報告させて頂きました。』