あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 「星子」

女性の名前ではありません。
昨日も書きましたが、あるじが記憶になく仕入れたお酒の中の一つなのです。
昨日書いたシェットランドのジン「ブラックウッド」は、まだ月曜日に資料の紙が半分になっているのを見て、仕入れたかも?という気持ちがあって火曜日出勤したのですが、「星子」はあるじの記憶のどこにも断片すらなかったので、まさか自分で買っているとは思わず、すごくショックでした。 _| ̄|○
で、まぁそれは置いといて「星子」というのがどんなお酒かというと、実は梅のリキュールなのです。
デニー愛川氏という方が開発した国産の梅リキュールで、昨年秋一般に販売されるようになった商品です。
因みに開発から製品化まで25年かかったそうです。
また最近色んな梅酒を居酒屋さんで見かけますが、それらの物よりもっと梅しているって感じのお酒ですね。
で話を戻しますと、あるじとしては売っているのは知っていたのですが、仕入れようとは思っていなかったのになぜ仕入れたんだろう?と考えてみたのです。
それで思い当たったのが、少し前に嫁が買った「男の隠れ家」という雑誌の中で、会員制の居酒屋が載っていて、そこでしか飲めないお酒として、この「星子」が紹介されていたのを思い出したのです。
そして、確かにあるじはその記事を見たときに、そんな会員制の居酒屋行かなくたって「星子」売ってるし、飲もうと思えばそこに行かなくても飲めるじゃん。と思った事があったことも思い出したのです。
なので、自分の記憶にはないのですが、試飲会で「星子」を見た自分はあっ!「星子」売ってる。そんな会員制の店行かなくたって、うちでも飲めるさっ!とか思って仕入れたんじゃないかと思うんです。
あくまで想像なんですが・・・。しかし情けないですよね、自分が何をどうして仕入れたのか忘れているなんて・・・、
まぁそんなあるじですが、ある程度の商品は試飲して買っているので、きっと美味しいと感じて仕入れている筈なので、「あるじの店」のお客様、騙されたと思って新しく仕入れたお酒も是非飲んでみて下さい。 By あるじ