Vol.5が発売されています。
今号はスペイサイドの特集でした。
見るとやっぱり行きたくなってしまいますね。
そして、この季刊誌は結構色んな蒸留所を紹介してくれるので、ためになるし好きなのですが、「テイスティング」のコーナーはちょっと考えてしまいます。
基本的に、あるじはお酒に点をつけるのも好きではないのですが、そこは評論家の仕事として点を付けなくてはいけない事もあるから仕方がないとしましょう。
またそれを読む事によって、どんなウイスキーか参考になることも間違いないからです。
しかし、ニューリリースのウイスキーを中心に紹介していると書いてありますが、自分たちバーテンダーでさえ、なかなかお目にかかれないウイスキーが少なくないのは如何なものかと思うのです。
折角この本を読んで、そこに載っているウイスキーを飲んでみたいと思って、手に入れよう、BARに行って飲んでみようとしても、実際に飲める可能性が無いものばかりだと、「自分たちばかりいいお酒を飲んで、好きなこと書いて、いいよなぁ!」と、思われてしまうだけだと思うんですが、そんなこと考えるのは自分だけなんですかね?
今号で取り上げてあるウイスキーの中にも、自分もちょっと飲んでみたいと思うものがあったりしたので、よけいそう感じてしまうのかもしれませんがね。
まぁ、そんな不満を置いといても、結構ためになるのでウイスキー好きの皆さん、参考にしてやって下さい。