｢余市10年 原酒」

先日北海道に住む友人が買って来てくれたお酒です。
と言っても、以前から頼んでいたウイスキーで、「東京に出て来る時でいいから」と言っていたところ、一昨日持って来てくれたのです。
それと言うのも実はこのウイスキー、北海道余市にある｢ニッカウヰスキー余市蒸留所｣に行かないと手に入らないからなのです。
そしてそれは前からそうだった訳ではなく、2001年に英国のウイスキー専門誌｢ウイスキーマガジン｣が主催するブラインドテイスティング(エジンバラ・東京・ケンタッキー)において、幾つもあるウイスキーの中で最高点を取り、それが業界内だけでなく、一般のニュースなどでも取り上げられたからなのです。(最高点を取った時は｢ニッカ　シングルカスク余市10年」となっています。）
その為、それ以前はニッカのホームページからネット通販というかたちで買えたのですが、ニッカの方によるとそのニュース以降ホームページにアクセスする方も増え、注文も多くて在庫で対応する事が出来なくなってしまったそうです。
ま！そんなこともあり、現在では｢余市蒸留所｣内でのみ販売しているそうです。
なので、あるじとしても常に店に置いておきたいウイスキーではあるのですが、そうそう北海道に行ける訳もなく、北海道に行かれる方や、在住の友人に頼んで入手しています。
そしてこのウイスキーはカスクストレングスのシングルカスクなので、常に同じ味・同じアルコール度数では無いにもかかわらず、今までにいくつか飲んだのですがハズレと感じたものは無く、常に高いコストパフォーマンスの味わいがあります。
全体的には実際のアルコール度数ほど強く感じないので飲みやすく、甘さがあります。で、ボディがしっかりしているので余韻も長く楽しめて、良いウイスキーだとあるじは思います。
ですから北海道に行く機会があり、余市まで足を延ばせるのであれば、是非ニッカの｢余市蒸留所｣に寄って、このウイスキーを買われる事をお勧めします。
また、北海道までは行けないという方は｢あるじの店｣で暫くの間(売切れるまで)お出ししているので、飲みに来て下さい。お待ちしております。
って、これ書いた後調べたら、去年の６月17日にも同じような事「http://d.hatena.ne.jp/barvirgo/20050617/1118997715」書いてました。てへっ！