｢ロタン｣

実は先日、｢あるじの店｣で新しい｢ベルモット｣を仕入れたのです。
フランス・サヴォア地方にあるシャンベリーで生産される｢ベルモット｣で、｢ロタン｣といいます。
｢あるじの店｣のＨＰには、まだアップしていないのですが、ここで一足先に紹介します。
この新しく入荷した「ロタン」は、先にも書きましたがフランス・サヴォア地方のシャンベリーで生産されるベルモットで、サヴォア地方産の原料のみで造られる、他とは一線を画した商品だそうです。(ここは受け売り)
で、通常あるフランスやイタリアンベルモットと、シャンベリー・ベルモットの最大の違いはその香りらしく、アルプスにあるシャンベリーの植物類を浸漬することで、独特の香味成分が発揮されるらしいのです。
また、この「ロタン」というのは、10年ほど前に日本にも輸入されており、会社の買収により生産がストップされた「シャンベリー・コモス」を、十分なテイスティングを経て復活させたものという事で、あるじも懐かしくなって入荷したんですよね。
まっ、それは置いといて、この｢ロタン｣、1890年にフィルベール・ロタン氏が開発したレシピを現在でも使用し、サヴォアで特別に生産された白ワインに35種ものハーブやスパイスを配合して、原料の味わいを生かすため４〜６ヶ月もの長期間において浸漬しているそうです。また添加物、保存剤なども一切使用していないそうです。
赤と白２種類あり、両方とも実際に飲んでみましたが、本当に香りがよくスッキリした感じのお酒です。
そのまま飲んでも、カクテルに使っても美味しく飲めると思います。
また、一応食前酒になりますが、意外と食後に飲んでもいけるかな、って味わいでもあります。
ってことで、まっ！よかったら飲んでみて下さい。