あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 「ポートワイン」(2)

昨日「ポートワイン」のセミナーを受けに行くと書きましたが、行って来て良かったと思いました。
今まで「ポートワイン」に対して、自身あまり関心が無かったので、ポルトガルの酒精強化ワインで、試飲会で美味しいと思えるものがあれば仕入れる程度でしたが、セミナーを受け、もう少し色々飲んで勉強してみるのもいいかなぁと思いました。
何しろあるじもいい加減だから、今までポルトガルで造っている物だから「ポートワイン」というのだと思っていたら、そうではなく「PORT」(港)って意味なんですね。
また「ビンテージ」は樽で2年寝かせてから瓶で熟成させるもので、「レイトビンテージ」は樽で5・6年寝かせてから瓶熟させるとか、などなど短い時間でしたが、セミナーはとてもいい勉強になりました。
で、今回「あるじの店」では、手頃で甘さもさほどしつこくない20年物の「トゥニーポート」と「ホワイトポート」を仕入れることにしました。
また、セミナーで教わったのですが、チョコレートと合わせて飲むのも意外と相性がよく、甘いものが苦手でなければ皆さんにも是非試して貰いたいと思いました。
そして、「ポートワイン」は、普通のワインより日持ちするそうなので、ワイン好きの方で、1日でワイン1本飲むのは辛いよなぁ、なんて思っていらっしゃる方は、甘さのしつこくない物もあるようなので、家で「ポートワイン」を楽しまれるのも一興かと思います。何しろ冷やしておけば、そのままで1週間は持つそうですからね。
って事で「ポートワイン」、皆さんも楽しんでみて下さい。