あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 ピトロッホリー(Pitlochry)、2

barvirgo2007-02-08

前回、旅の3日目ピトロッホリーで食事をしたところまでだったので、今日はその続きです。
とりあえず食事をした店は、ゆっくりお酒を飲むという感じの店ではなかったので河岸を買え、「オールドミルイン」というパブレストランに行きました。

この店は、レストランとパブが別になった感じの店で、当然パブで飲んだのですが、結構珍しいシングルモルトなどもあり、スコッチ好きには堪らない店かもしれないなぁ、と思いました。
しかも、オーナーさんは置いているウイスキーをよく知っているとは思うのですが、そこで働いている従業員はよく分からないらしく、自分が注文したスコッチがレジに登録されていないと、値段がみんな3,20£になっちゃうんですよね。
因みに一緒に行った秀さんの頼んだスコッチも3,20£だったそうです。
そして、この店で少しゆっくりしてから宿に戻ったのですが、途中にスーパーが在ったので自分はそこでエールを買って帰りました。
冷えていないのを買ったのですが、そこはやはりスコットランド、外に暫らく出しておいたら、シャワーの後飲む時には充分冷えていましたね・・・。

そして翌朝、この日の午前中が、今回の旅で一番の雨でした。

  「雨に煙るピトロッホリーの街」
で、4日目の予定は午前10時に「エドラダワー蒸留所」を見学し、午後はスターリングに行き「スターリング城」を見学、夜はエジンバラに戻るという風にしていました。
午前10時に「エドラダワー蒸留所」だと、「Wellwood House」からは近いので、ゆっくり朝食を摂ったのですが、ここは朝食もホテルより充実していてとても良かったです。

そしてここで初めて「ブラックプティング」を食べました。
豚の血を固めたものだと聞いていたので、どんなものかと思いましたが、そんな生臭くも無く、美味しかったです。
またここでは、宿のご主人(ジムさん)が挨拶に出て来てくれたのですが、エプロンをしていたので、お料理担当はご主人なんでしょうね。
しかし、本当にステキなB&Bでした。
マギーさん、ジムさん、ありがとうございました。

そして、雨の中「エドラダワー蒸留所」に向かったのですが、スコットランド「1」小さいとは聞いていましたが、本当にこじんまりとした可愛らしい蒸留所でした。






で、本当に小さい蒸留所なんですが、人気がすごくあるらしく(自分も好きですが)見学に訪れる方も多いのでしょうね、レセプションセンターなどが新しく造られていて、しかも見学の前にビデオを見せて頂いたのですが、そのビデオ音声は日本語でしたからね。
そしてこの日は予約していた事もあり、マネージャーの方が案内説明をしてくれました。
その上、ここでも「マザーウォーター(仕込み水)」を頂く事が出来、あるじとても嬉しかったんですよね。
で、そんな事もあり、この日もショップで珍しいウイスキーを発見し2本買っちゃいました。
そして蒸留所を後にし、一旦昼のピトロッホリーの街に出て、買い物をして次なる目的地のスターリングに向かったのです。

続く、