あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 「アイラリベンジ」 〜再びのアイラ〜

―4日目―(5)
ブルイックラディ蒸留所」
「キルホーマン蒸留所」を早々に引き上げた自分達は、今回のアイラ・ジュラの旅で最後となる「ブルイックラディ蒸留所」に向かいました。
そして、この「ブルイックラディ蒸留所」が、今回の旅で最後に訪れた蒸留所なのです。
また、ここでも本来ならば見学ツアーの時間外にも拘らず、快くアポイントを受けて頂き、しかも蒸留所のディスティラリーマネージャー自らが案内してくれた事は、本当にありがたく嬉しかったです。
ただこの時、自分のカメラのメモリーの調子が悪く、写真の枚数が少なくなって、皆さんに少ししか紹介出来ないのが、今となってはちょっと残念です。
まっ!そうは言っても何枚かは撮れたので、紹介はしますけどね。
   ディスティラリーマネージャー、ダンカン・マクギリヴレイ氏の名前がついたウォッシュバック
   ラディのスティルハウスとスティルマン
スピリットセイフ(左)、そしてミドルカット中という事でスピリットセイフを開けてくれているところ(右)
   蒸留したてのニュースピリット(ミドルカット)を飲ませて頂いているところ。   この状態ではまだアルコールも強く(約68%)、尖がった状態かと思っていましたが、思いの他飲みやすく、それどころか出来立てで美味しいとさえ思いました。
左は樽詰めする場所、中央は中庭に並ぶ「バッファロートレース」の空き樽、右はボトリング施設の入口
また、自分が撮った動画ではありませんが、ここに貼った様にマッシュタンも動かして見せてくれました。

それと、ここではお会い出来なかったのですが、蒸留所のマスターディスティラーであるジム・マキュワン氏に東京に帰ってからお会い出来、アイラに行って来た事を伝え、喜んで頂けたのはとても嬉しかったです。
で、ジム・マキュワン氏が、これからは新しい蒸留所(ポートチャーロット蒸留所)の建設の為、2度と来日されないとの事なので、今度は自分がアイラに行って、是非現地でお会いしたいと思いました。
と、また少し話が逸れてしまいましたが、そうこうしながらも無事当初の予定通り「ブナハーヴン蒸留所」を除く、「ジュラ蒸留所」とアイラの7つの蒸留所を見学する事が出来、1回目にアイラ島に来た時とは違って充分にアイラを満喫(リベンジ) する旅が出来ました。
とは言っても、まだこれで旅が終わった訳ではないんですけどね・・・。