あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 ニッカ凄いね!

今年のISC(インターナショナルスピリッツチャレンジ)*1で、ニッカのウイスキーが5種類も金賞を受賞したのです。
確かに金賞の数が多い(Whiskies of the World部門で10個、 Scotch  Whiskies部門では42個)というのはありますが、それでもブラインドテイスティングで金賞を受賞、しかも5種類というのは凄いと思いました。
因みに受賞したのは「竹鶴12年」と「竹鶴17年」に「竹鶴21年」、そして「シングルカフェモルト」と、あるじが一番驚いたのは、もう1つが「スーパーニッカ」だった事なんですよね。
だって「スーパーニッカ」がブラインドテイスティングで金賞受賞って、結構凄いと思いません。
あるじも久しく飲んでいないので、今度改めて飲んでみようかと思います。
それと、サントリーも2種類金賞を受賞しています。
ただサントリーは、「響30年」と「白州25年」と高価格帯のウイスキーなので、まぁ受賞しても当り前かなぁ!と思えちゃったりもするんですよね。
やっぱり、美味しいウイスキーを造ってくれるに越したことはないのですが、自分含め一般消費者が手の届く価格で美味しいのが良いと思うんですよね。
なので、今回ニッカが受賞したウイスキーは一番高くても1万円前後の筈なので、やはり凄いと思いました。(1つは「スーパーニッカ」だしね!)
そんな訳で、サントリーも是非今度は「オールド」での受賞目指し、再びだるま  ブームでも呼び起こしてほしいものです。

最後に、今年のISCを受賞した全リスト(ブランデー部門、ラム部門、ホワイトスピリッツ部門含む)をここに貼っておきますので、興味のある方はご覧下さい。

*1:イギリスの国際的な蒸溜酒の品評会で、毎年、酒類専門出版社「クエスト・マガジンズ・アンド・イベント」の主催により開催されています。ウイスキー部門のほかに、ブランデー部門、ラム部門、ホワイトスピリッツ部門、リキュール部門があり、審査はブラインドテイスティングによって行われているそうです。エントリーは世界約30カ国から600種にも及ぶそうです。因みにウイスキー部門では約  300種がエントリーされ、各国のウイスキー蒸溜所のマスターブレンダーやチーフブレンダーらが審査員になり、全員一致の合議制により各賞を決定するそうです。