あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 「ハイランドパーク1977 バイセンテナリー 21年」

barvirgo2009-03-30

というシングルモルトスコッチウイスキーがあります。
スコットランドの北に在るオークニー諸島、そのメインランドに在り、ウイスキーを造る蒸留所としては最北に位置するハイランドパーク蒸留所が、1998年に蒸留所の創業200周年を記念して限定12,000本で発売したウイスキーです。
シリアルナンバー入りで、日本でも発売されていましたし今でもネットで探せば売っていたりもします。
因みに今は無いですが、「あるじの店」にも以前はありました。
で、そんな「ハイランドパーク1977 バイセンテナリー 21年」が、先週の27日(金)から英国内で約700本、再発売になったそうです。
それも1998年当時が69.99ポンドだった物が、蒸留所のショップで250ポンド、それ以外だと300ポンドになるそうです。
そして向こうのウイスキー評論家の1人は、ハイランドパークは人気の高いスコッチウイスキーでコレクターの人気も高いから、この価格でも買っておくと良い投資になるなどと言っていたりします。
で、以上長くなりましたがここまでは前振りで、このウイスキー、な・な・なんと  日本のどこかは分かりませんが、日本国内に在るウェアハウス(貯蔵庫)に眠っていたのだそうです。
って、何処にあったの?
またなんで見つけた後、日本の中で販売しなかったの?
等々、ちょっと驚きと残念な気持ちになってしまいました。
だってこのウイスキー、あるじの記憶も定かではありませんが、結構美味しかったなぁっていうのを覚えてるんですよね。
それが上記の値段で、しかもコレクターに買われてしまったら、飲まれる事無く 仕舞いこまれちゃうんですよ。
好くないですよね〜、ウイスキーはもちろん、お酒類は確かに日持ちしますが、 飲んでこそ価値があるし、造り手も飲んで貰う為に造っているのだから・・・、
と思いますので、皆さんも珍しいウイスキーがあっても貯めこまず、飲んであげてくださいね。
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