あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

  カリラ  1981 セレブレーション   オブ ザ カスク

barvirgo2009-07-29

「あるじの店」ではそろそろ月末だというのに新たに5本ものウイスキーが入荷しました。
っていうか、近々にもう1本 入荷するんですけどね。
で、入荷したウイスキーを全部はここで紹介できないので、その中から今日は1本、紹介したいと思います。
それが今日のタイトルにもなっている「カリラ 1981 セレブレーション オブ ザ  カスク」です。
これはスコティッシュリキュールセンターのマネージングディレクターで「キーパーオブ ザ クエイク」の称号を持つ最後の重鎮といわれるケニー・マッカイ氏が、同社の所有する特に状態の良いウイスキーをセレブレーション オブ ザ カスクとして ボトリングしているそうで、昨年第一弾をボトリングして好評を得、今年第二弾で ボトリングした中の1本になります。
どんなウイスキーかというと、あるじの好きなシングルモルトスコッチウイスキー、その中でも好きなアイラモルトで、カリラ蒸留所で1981年10月28日に蒸留、  ホッグスヘッド樽(樽ナンバー5310)で熟成、今年の5月7日に261本ボトリングされアルコール度数が63.6%というものです。
香りはピーティーさの中にフローラルな感じがして優しく、飲んでも63.6%のアルコール度数があるとは感じられないような柔らかい口当たりです。
そして口に含んでからだんだんとピーティーさやスモーキーさ、フルーティーさなどが広がって、心地よい余韻が長く続きます。
27年以上熟成させたわりにはエグミやオイリーさなども無く、しっかりアイラらしさを残しつつ柔らかく飲みやすいウイスキーなのです。
まっ!若干高めではありますが、ちょっと前までに比べれば手頃な価格で飲めるようになっていますので、よろしければ1杯飲んでみてください。
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