ラムの名前です。
昨日行って来たセミナーが、このラムについてでした。
このラムはカリブ海に浮かぶ島、グアダループ島(グアドループ島)で生産されているラムで、島のラムの約半分はこのラムだそうです。
このグアダループ島は、カリブ海にありますがフランス領で、フランスの海外県になるそうです。
で、この島で造られるのですが、このラムはサトウキビから絞ったジュースをそのまま発酵させて造るアグリコールラムになるそうです。
皆さんの多くがよく知っている「マイヤーズ」や「バカルディ」などは、サトウキビの搾りかす(廃糖蜜)から造られるアンデュストリアルラムといいます。
なので、この「ダモアゾー」は一般的なラムに比べると贅沢なラムといえるのかもしれませんね。
そして今回セミナーでは、このラムを造っている島の写真を見させて頂きながら、熟成をさせないホワイトラムや、熟成させたラムをテイスティングしつつ色々とお話を伺いました。
で、「ダモアゾー」というラムを造っているのだから、ダモアゾー蒸留所で造っているのかと思ったら、「ダモアゾー」というのはオーナーの名から取ったブランド名で、造っている蒸留所名はベルビュー蒸留所というそうです。
また1942年にダモアゾー家がこの蒸留所を買い取り、それから「ダモアゾー」が造られるようになったそうです。
因みに蒸留所の回りは全てサトウキビ畑だそうで、ダモアゾー家では約1,000件の農家と契約をしているそうです。
で、まだまだセミナーで聞いてきた事はたくさんあるのですが、全部を書いているとキリが無いので割愛しますが、「ダモアゾー」が凄いなぁと思った点は、ホワイトラムでも大きなオーク樽で半年は落ち着かせるという事ですね。
蒸留した後、若干落ち着かせるのは分かりますが、半年しかもオーク樽で味を 落ち着かせるなんて・・・、結構簡単なようで大変だと思いました。
なので熟成ラムに至っては、それからバーボン樽に移し熟成させるのだそうです。
ただし、最近は新樽で熟成させたりもしているそうですけどね。
あ〜ぁ、まだまだ書き足りないけどあまり書いても皆さんも飽きてしまうと思うのでこれぐらいにしますが、ただ1つ最後に言いたいのは「ダモアゾー」、思いのほか良いラムです。
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