あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 あるじ スコットランド西海岸を往く −14−

barvirgo2009-11-16

マル島、そしてトバモリーの夜
9月23日(水)、オーバン蒸留所の見学を終え、次はマル島に渡りました。
午後4時発のフェリーに乗ったのですが、ここでもハイランドローバーのパスが使えます。
ただし、自分達も乗る時に知ったのですが、オーバン発のフェリーに乗る際はパスを見せて乗るのではなく(他の列車。バス、フェリーはパスを見せるだけでした)、フェリー乗り場のカウンターでパスを見せ、フェリーのチケット(往復分)を発券してもらい、それで乗船します。
同じパスを使って乗り降りするのですが、色々ローカルルールがあるようなので、今後行かれる方はご注意下さい。
さ〜て出航です。大型のフェリーなので、船内探索、外の風景も写真を撮って、 さぁビール、なんて思っていると、マル島には「あっ!」という間に到着です。
午後4時45分にはマル島のクレイグニュアに着いちゃうんですよね。

左:フェリーから見たオーバンの街   中:出航です!   右:オーバンの街が小さくなっていきました
            「フェリーから見たマル島に在るデュアート城」
で、クレイグニュアの港からはバスに乗ってトバモリーの街に向かいました。
トバモリーはマル島最大の街で、島唯一の蒸留所があるのです。
そして、マル島内のバスももちろんハイランドローバーのパスが使えるのですが、このバスの運転手さんに、この旅で初めてパスに日付を書いてもらいました。
って、あるじ達パスを使ったのは既に3日目なのに、やっと1日目に日付が入るというなんか不思議な感じでしたね。
で、バスに乗って約45分、トバモリーの街に到着です。
バスは終点(Ledaig Car Park)で降りるのですが、ちょっと驚いたのはバス停の真ん前に蒸留所が在るんですね。
ネットでいくら検索しても、いまいち蒸留所の場所が分からなかったので、こんな分かりやすいところに在るなんて、って感じで嬉しい誤算でした。
そしてバス停からホテルに行くのですが、ホテルがバス停からちょっと離れた  高台の上で、どうやって行こうか考えていたら、乗って来たバスの運転手さんが ありがたいことにタクシーを呼んでくれ、それに乗ってホテルに行きました。

左:クレイグニュア・トバモリー間のバスからの景色     中:バス停前、トバモリー蒸留所     右:バス停から見たトバモリーの街、右奥上の建物が今回泊まったホテル
で、泊まったホテルですが、ホテルは「The Western Isles Hotel」といって、とても素敵なホテルでした。
まっ!ちょっと手違いがあって、一部屋ツインの筈がダブルになっていて、何とか代わりの部屋はあったものの、部屋が小さくなってしまったというご愛嬌はありましたけどね。
それでもあるじとしては次にまたトバモリーに行く際は、このホテルに泊まりたいと思いましたからね。
まぁ〜そんな事もありましたが、無事チェックインも出来たので、ホテルのフロントで食事をするのにお勧めの店を聞き、夜はトバモリーの街に食事に出ました。
で、入った店が最初気がつかなかったのですが、感じの良いパブではあるのですが、何とレンジャースサポが集まる店だったらしいんですよね。
店内にレンジャースのユニや旗が飾ってあるは、ちょうどこの日がカップ戦の日 だった事もありレプリカユニ着たレンジャースサポのお兄さん方がモニターの前に陣取ってるは・・・、ちょっとあるじ的には楽しかったです。

パブの店内、レンジャースグッズが壁一面に、そしてなぜか海外のチームのグッズも幾つかありました。
それと、真ん中の写真だと店内空いて見えますが、午後7時を回った頃にはとても混んでいました。


パブ飯/左:スモークサーモン 中:フィッシュ&チップス 右:ビーフパイ
で、食事も終え、店も混んできたのでホテルに戻り、ホテルのレストランバーで 飲み、盛りだくさんの1日が終了しました。                   つづく
                  ホテルのバーカウンター
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