あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

  THE 2010 SCOTTISH FIELD WHISKY CHALLENGE

barvirgo2010-12-05

スコットランドに「SCOTTISH FIELD」という雑誌があります。
ウイスキーの雑誌という訳ではなさそうですが、そこはやっぱりスコットランド、価格帯毎に毎年ウイスキーの一番を決めてる様です。
で、こういう現地の雑誌が選ぶ人気のウイスキーというのも面白いと思い、今日はそれを紹介します。
価格帯としては£30未満、£30〜£75、£75以上の3カテゴリーに分かれています。
それではまず£30未満のウイスキーで金賞に選ばれた商品はというと、「MONKEY SHOULDER」でした。
グランツ社がリリースしているバテッドモルトウイスキーですね!
グレンフィディックバルヴェニーだけでなく、キニンヴィー蒸留所の原酒を使っている結構貴重なモルトウイスキーですね。
で、因みに銀賞が「タリスカー10年」、銅賞が「グレンエルギン12年」でした。
そして£30〜£75レンジのウイスキーで金賞に選ばれたのはというと、「GLENGOYNE 21yo」でした。
ローランドとハイランドの境に蒸留所が在り、仕込み水をハイランドから取っているのでハイランドモルトに分類されるシングルモルトウイスキーですね。
あるじも実際に行きましたが、とても良い蒸留所で、確かに現地で人気はありましたね!
そしてこのレンジの銀賞は「Big Peat」、銅賞は2種類で「ストラスアイラ30年」と「グレングラント25年」でした。
そして最後、£75以上の金賞に選ばれていたのは「Miltonduff 1969」(ゴードン&マクファイル)でした。
スペイサイドのシングルモルトウイスキーで、オフィシャルではなくボトラーズの 商品でした。
またボトリングは今年だそうなので、40〜41年物になりますね。
そして、このレンジの銀賞は「ベンネヴィス25年」で、銅賞は「グレンファークラス 40年」となっていました。
まっ!さすがに£75以上の商品は日本では手に入りにくいですが、それ以下の価格帯で高い評価を得たウイスキーは、比較的日本でも手に入れやすいので、 皆さんも見つけた時に飲んでみては如何?
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