あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 「Ardbeg Alligator」

barvirgo2011-01-24

先日のグランドモルトテイスティングでは聞くことが出来ませんでしたが、今年発売になる「アードベッグ」の正体が少し分かってきました。
それが、「Ardbeg Alligator(アードベッグ アリゲーター)」 です。
ビル・ラムズデン博士のセミナーの時、樽の焼き方の話でアリゲーター・チャー*1の話しが出、 新しい「アードベッグ」のヒントは(モーレンジィの話しだったのですが)セミナーの中にあると言っていたのが、これで納得出来ました。
そしてどんな「アードベッグ」なのかというと、おそらくアリゲーター・チャーした樽(ホッグスヘッドらしい)で熟成させた1998年物のようです。
実際昨年のアイラフェスティバルでヘヴィリー・チャーの樽で熟成した1998年物を2種類を発売したそうで、その流れを汲む商品のようです。
なので特徴としては、ピーティーさより、ヘヴィリー・チャーした樽で熟成させる  バーボンみたいなバニラやココア、タバコが感じられるそうです。
それとピーティーなバーボンと言っている方もいらっしゃいますね!
で、発売時期に関しては自分が知る限り2説あり、3月に先ずコミッティのメンバー6月に一般販売というのと、6月にコミッティのメンバー9月に一般販売というのがあります。
なのでどんなに遅くとも、9月には入手出来る筈なので、アードベッグ好きの方は楽しみお待ち下さい。
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*1:樽の内側を焼く時、板の表面がワニの背中の様に割れるまで焼く事