あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 ICONS OF WHISKY 2011

barvirgo2011-03-07

先日はWWA(World Whiskies Awards)の受賞ウイスキーを紹介しましたが、今日はICONS OF WHISKY 2011のウィナーを紹介します。
因みにICONS OF WHISKYは、ウイスキーの味わいというよりウイスキー業界で頑張っている人であったり場所であったりを表彰するものです。
で昨年は、Distiller of the yearにサントリーが選ばれ、Retailer of the  year Single outletには目白の田中屋が選ばれたのですが、今年は何故だか分かりませんが、日本からは選ばれるどころかエントリーそのものも無かったようです。
なんかちょっとそれは寂しいなぁ〜と感じましたね。
とっ!そんな事もありますが、それでは今年の結果をお知らせします。

  • Whisky Retailer of the year,single outlet:Gordon&MacPhail (Scotland)
  • Whisky Retailer of the year,multiple outlet:Royal Mile Whiskies (Scotland)
  • Whisky Online Retailer of the Year:The Whisky Exchange  (England)
  • Whisky Visitor Attraction of the Year:Speyside Cooperage (Scotland)
  • Whisky Brand Innovator of the Year:James Sedgwick Distillery (South Africa)
  • Whisky Ambassador of the Year:Richard Paterson (Whyte & Mackay)
  • Lifetime Achievement Award:Evan Cattanach (Diageo)
  • Whisky Distiller of the Year:William Grant&Sons (Scotland)

以上、上記のような結果で、日本からのエントリーが無かったせいもあってか、 スコットランドの販売店や会社等が多くなってしまいましたが、その中でJames Sedgwick Distilleryという南アフリカの蒸留所が入っていたのは、素晴らしい事だと思いました。
ウイスキーは今、本当に世界中で造られる様になってきているんですね。
で、James Sedgwick Distilleryが造るウイスキーがどんな味わいなのかは分かりませんが、出来る事なら飲んでみたいし、それ以外でもいろんな国でウイスキーを造る様になってきているので、こうしたニュースを聞くと、そうした知らない国のウイスキーも飲んでみたくなります。
まっ!そんな事を感じた、今年のICONS OF WHISKYでした。
にほんブログ村 酒ブログ 洋酒へ
にほんブログ村