ここ1〜2年、良くも悪くもハイボールブームのお陰でウイスキーを飲まれる方が多くなってきたようです。
しかし、ウイスキーとはどんなお酒なのか?知らない方も多いようです。
まっ!どんなお酒か知らなくても美味しければ良いという方もいらっしゃるでしょうが、どうせなら知って飲んだ方が楽しみ方も増えると思うので、ここでは少しずつウイスキーについて書いてみたいと思います。
先ずウイスキーは、穀物を原料に造られた蒸留酒です。
穀物に水を加え、糖化・発酵(酵母を加える)させた物を蒸留するのです。
そして基本的には樽で熟成(スコッチウイスキーは最低3年、アメリカンウイスキーは最低2年等)させたものがウイスキーです。もちろん例外もあります。
また穀物を原料に蒸留したお酒に焼酎がありますが、焼酎をいくら樽で熟成させてもウイスキーにはなりません。
ウイスキーは、造る際に穀物を糖化させるのに大麦麦芽(モルト)の酵素を使わなければいけないからです。
焼酎は麹菌を利用して糖化していますからね。
なので、多くの方がトウモロコシから出来ていると思われているバーボンにも必ずモルトが使われていますし、モルトウイスキーではないグレーンウイスキーにも必ずモルトは使われています。
そうそう、書いていて思い出しましたが、よくバーボンとウイスキーは別の物だと思われている方がいらっしゃいますが、バーボンもウイスキーです。主原料のトウモロコシは穀物ですしね。
以上先ずはウイスキーがどんなお酒なのか簡単に書いてみました。
要約すると、穀物を原料にモルトを使って糖化させたものに酵素を加えて発酵させ、蒸留し、その後樽で熟成させたのがウイスキーです。
そしてモルトウイスキーやグレーンウイスキー、バーボンの名前を上記で挙げた様に、造り方や原料などで色々と違ったウイスキーがあります。
という事で、次回はウイスキーの種類について書いてみたいと思います。
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