スコッチモルトの地域分け
シングルモルトスコッチウイスキーのボトルを見ると、ハイランドモルトだローランドモルト、アイラモルトにキャンベルタウンモルト等々そのモルトウイスキーの生産地域が書いてあるものが多いです。
そしてあるじがこの世界に入った25年ちょい前は、その地域も4つで、ハイランド、ローランド、アイラ、キャンベルタウンでした。
しかし現在では、この4つにスペイサイドとアイランズが加わり6つに分類される事が多くなっています。
このスペイサイドとアイランズは、以前はハイランドに分類されていました。
で、この6つの地域分けですが、アイラというのはアイラ島を、キャンベルタウンはそのままキャンベルタウンという街を指しているので簡単に分かりますよね。
またアイランズは、アイラ島以外でウイスキーを造っている島を指すので、これも比較的分かりやすいです。
で、スペイサイドはというと、まっ!ハイランドの中でもスペイ川流域を指しているのですが、このあたりから少しややこしく、同じ蒸留所のウイスキーなのにハイランドと表記してあったり、スペイサイドと表記してあるものがあります。
これはスペイ川流域というアバウトな線引きが、微妙な位置にある蒸留所の分類を蒸留所ではなく回りの人間がかってに判断するからなんですよね〜・・・。
そして、古くから分類されているハイランドとローランド、これはスコットランドの 東にある港町ダンディーと、西のグリーノックという街を結んだラインを境に、北をハイランド、南をローランドといっています。
では何故このラインなんでしょう?
このラインでハイランド、ローランドを分けるのを知っている方は多いのですが、 何故かを知っている方は少ないんですよね〜・・・。
てな訳で、長くなったからハイランドとローランド地域分けについてはまた後日 書きます。
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