あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 ウイスキー(お酒)の輸出入って・・・

もちろん国によって法律も違えば、関税の問題もあって難しいんでしょうね!
昨日もお客様と少しそんな話題になりました。
たとえば、アメリカ・カナダは確か750mlサイズのボトルじゃないと、ウイスキーの輸入を認めていない筈です。
なので、あるじも時々スコットランドから個人輸入ウイスキーを買うのですが、 現地のサイトにアクセスすると、たいてい「アメリカ・カナダには送ることが出来ません」と注意書きが掲載されています。
最近では、どんな理由か?までは読まなかったのですが、「EU圏内の国にも  送れない」と掲載されていました。
何か法律が変わったんでしょうね!
そして今度は、イングリッシュウイスキーアメリカに輸出出来なくなったという ニュースも入ってきました。
どうもアメリカの方(the American Alcohol and Tobacco Tax and Trade Bureau)で法律が変わったらしく、スコットランドアイルランド以外は古樽を使ったものはシングルモルトウイスキーと認めない的な内容だそうです。(EU圏)
ちょっとビックリしません?っていうか可哀想じゃありません。
イングリッシュウイスキーは、今まで約5年、ウイスキーの前のニュースピリッツの時からヨーロッパやアジアに北米、輸出していて、しかもイングリッシュウイスキーを造っているセント・ジョージズ蒸留所からしてみれば、毎年アメリカからバーボン樽を購入してたのに輸入を認めてくれないんですよ。
それにあるじからすれば確かにスコットランドイングランドは違う国ですが、一般の方から見ればイギリスは1つの国の筈なのに、その国の中でも地域が違うから認められないなんて・・・、
しかし、アメリカ的にはどうなんでしょう?国内のウイスキー産業を保護する為なんでしょうか?はたまたそれ以外の理由があるのでしょうか?  その理由はよく分かりませんが、あるじとしては、アメリカじゃなく日本に生まれて良かったなぁと思いました。
アメリカに生まれてたら、きっと今まで出会ったウイスキーの殆んどに出会えなかったんじゃないかと思いますからね!
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