あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 ノーザンハイランド、オークニーそしてスペイサイド −6−

barvirgo2011-10-13

9月20日(火)、グレンモーレンジィ・ハウスに泊まった翌日、当然最初に見学するのはグレンモーレンジィ蒸留所
案内してくれたのは蒸留所所長のアンディー・マクドナルド氏
「英語は大丈夫か?」聞かれ「少しは」と答えると、ゆっくり丁寧に話して案内してくれました。
で、今回蒸留所を見学してまわって感じたのですが、どこの蒸留所でも英語が 苦手だと言うと、ゆっくり分かりやすく説明してくれるんですよね!なので本当に助かりました。
グレンモーレンジィ蒸留所でもまず説明を受けるのは蒸留所の創業年と歴史、1843年創業となっていますが、もともとはビールを造っていて、そこまで遡ると18世紀の創業になるそうです。
そしてモーレンジィでは水に対する拘り、ターロギーの泉(硬水)はミネラルが豊富だから使っているとの事でした。
また使用する大麦は、スコットランド産でスペイサイドを含む中央ハイランドで収穫されるものを使用しているそうです。
そして蒸留所を案内してもらっている時、偶然モルトを運び込んでいる場面に遭遇しました。
この様子はちょっと面白かったので動画に収めましたから、宜しければご覧下さい。
  
そしてマッシュタン、ウォッシュバックを見せて頂いた後、モーレンジィのもう1つの拘り、「テインの16人」の歴代スタッフの写真が展示してあり、それを見せて貰いました。結構昔から最近の写真まで飾ってあるんですよ・・・
ちょっと聞くことは出来なかったのですが、何でそんなに16人に拘るんでしょう?ちょっと不思議ですよね。

左:マッシュタン 中:ウォッシュバック 右:マッシュマン(「テインの16人」の写真で彼が途中から写っていて、成長していくのが分かりそれもちょっと面白かったです。)
そして、今回あるじが一番見たかったグレンモーレンジィのポットスティル、話には聞いていたし写真でも何度も見ていましたが、やはり実際にこの目で見る迫力は言葉になりませんね。

ネックの長さが5.13メートルあるモーレンジィのポットスティル

左:流れ出るミドルカット
中:スティルマンとあるじ
右:下から見たスティルハウス


で、また長くなってしまったのでグレンモーレンジィ蒸留所の続きはまた後日
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