スコットランドの雑誌に「スコティッシュ・フィールド(Scottish Field)」というのがあります。
この雑誌、ウイスキー専門誌ではないようですが、そこはスコットランドの雑誌、 当然ウイスキーも扱っていて、毎年価格帯毎と全体でどれが一番か、10人の審査員によるブラインドテイスティングで決めているのが表題の「スコティッシュ・フィールド・ウイスキー・チャレンジ」です。
価格帯毎にどれが一番か決めるというのは、消費者からみると予算に応じてどれを買おうか考える時、参考になるので良いですよね。
何しろ全てを試飲してから買うというのはなかなか出来ないですからね。
なので、これは良いコンペティションだとあるじは思います。
そして審査員の一人に、スコットランドでお世話になったハイランダー・インの皆川さんもいらっしゃいます。(なんとなく親近感)
で、ちょっと前ふりが長くなってしまいましたが、その結果が先週3日(木)に発表されたので、ここで紹介したいと思います。
まっ!全てのウイスキーが日本で販売されている訳ではありませんが、日本でも販売されているものもあり、価格帯もそう変わらないので参考にしていただければ幸いです。
そんな訳で先ずは35ポンド(約4,500円)以下部門の金賞が「オールドプルトニー12年」、銀賞が「グレンギリー・ファウンダーズ・リザーヴ」、銅賞が「ダルモア12年」です。
そして35〜80ポンド(約4,500円〜約10,000円)部門の金賞が「ラガヴリン・ディスティラーズ・エディション」、銀賞が「グレンドロナック18年」、銅賞が「モートラック16年」花と動物シリーズ
そして80ポンド(約10,000円)以上部門の金賞がグレングラッサ・マネージャーズレガシー」、銀賞が「グレンゴイン21年」、銅賞が「ベンローマック30年」だそうです。
またブレンデッドウイスキー部門もあり、金賞が2つで1つが「ホワイト&マッカイ・ラグジュアリー19年」、もう1つが「ブラックブル12年」、銀賞が「モンキーショルダー」でした。
そしてもう1つ、インデペンデントボトリング部門というのもあり、この部門の金賞が「ダルユーイン27年」(アデルフィ)、銀賞が「ミルトンダフ1969」(ボトラー不明)、銅賞が「モートラック18年・シェリー」(ダグラスレイン)でした。
で、全体を通じて一番のスコティッシュ・フィールド・マガジンズ・ウイスキー・オブ・ザ・イヤーには、「ダルユーイン27年」(アデルフィ)が選ばれていました。
まっ!以上のような結果でしたが、あるじ的には35ポンド以下で「オールドプルトニー12年」や「ダルモア12年」が選ればれていたり、ブレンデッド部門で「モンキーショルダー」が選ばれていたのは、自分も好きなウイスキーなのでちょっと嬉しかったです。
しかもこの3つは価格も手頃ですしね。っていうか「モンキーショルダー」はかなりお買い得で、あるじもご自宅用にお勧めの1本です。
って、結構長くなってしまいましたが、少しは参考になりましたかね?
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