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 ノーザンハイランド、オークニーそしてスペイサイド −20−

barvirgo2011-11-18

9月23日(金)、スコットランド滞在もあと僅か、この日最初に見学したのは蒸留所ではなくスペイサイドクーパレッジ、樽工場でした。
ウイスキー造りには絶対に欠かせない、そしてもっとも大事な要素が樽です。
樽で熟成させる事により、ウイスキーは原酒の個性だけでは生み出せない芳醇で、えもいわれぬ複雑な味わいが生まれます。
特にスコットランドでは原酒の造りが3割4割、樽による熟成が6割7割としている蒸留所がたくさんあるぐらいです。
となれば、その樽を造ったり直したりしている工場がスペイサイドに在るのに寄らない手はないでしょう。
で向かうのですが、ちょっと誤算がありました。
宿泊していたThe Highlander Innの朝食の時間が朝8時からだったのです。
あるじの予定では午前9時のオープンと同時に入って、30分程見学してから次に予定しているグレンフィディック蒸留所に行こうと思っていたので、8時からの朝食ではとても9時にはクーパレッジに行けず、その後のスケジュールに支障をきたしてしまいました。(まっ、それは後日)
なのでスペイサイドクーパレッジでは、あまりゆっくり見学は出来なかったのですが、クーパー(樽職人)の仕事を間近で見る事が出来、とても感動しました。
あるじとしては、次にスペイサイドに行った時は、もっとゆっくり見学したいと感じた場所でしたね。
またスペイサイドクーパレッジは、日本語の案内板もあり、また見学前に見せてもらうビデオも日本語版があり、英語の分からない人にも樽に関して分かり易く解説してくれているので、ここも是非訪れると良い場所だと思います。
左:スペイサイドクーパレッジ正面
中:中庭
右:日本語の案内板の1つ、クーパーの由来が書いてあります。
左:樽材の切り出し断面 中:壁に飾ってあったスペイサイドクーパレッジの鏡板 右:クーパレッジ作業場
 
 クーパレッジの作業のワンシーン
まっ!そんな訳でクーパーさん達の作業をゆっくり見ることは出来なかったのですが、それでも寄ることが出来、大満足で足早に次に向かったあるじでした。
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