イングランドで

セントジョージズ蒸留所がリリースするイングリッシュウイスキー以外のウイスキーが昨年発売されたそうです。
それが ｢Hicks & Healey Cornish Single Malt 7Y Whiskey(ヒックス＆ヒーリー・コーニッシュ・シングルモルト７年ウイスキー)｣で、イングランドの南西部コーンウォールにあるSt Austell Brewery(セント・オーステル・ブルワリー)とHealey’s Cyder Farm(ヒーリー・サイダーファーム)という２つの会社が協力して、セント・オーステルが原料のモルトを糖化・醗酵まで行い、ヒーリー・サイダーファームで蒸留し、またセント・オーステルで貯蔵・熟成させたものだそうです。
で、昨年発売されたウイスキーは、熟成がバーボン樽で７年、ノンチルフィルター(非冷却濾過)のカスクストレングス(樽出し、度数調整無し)で、アルコール度数が61.3％、容量は500ml、カスクナンバー29の限定品で、ウイスキーライターのジム・マレーもべた褒めしているから出来れば手に入れたいと思ったのですが、残念ながら既に売り切れていました。
まっ！そうは言ってもこの１回のリリースだけという事もないでしょうから、次回の発売、また限定品ではなく定番商品化されるのがちょっと楽しみではありますね。
また今日紹介したこのウイスキーやセントジョージズ以外にも、イングランド内ではAdnams Southwold Distilleryという蒸留所がウイスキー造りをはじめているので、イングランドのウイスキーというのも、これからは注目しておいた方が良いかもしれませんね。

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