あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

  グレンゴイン、アラン、スプリング バンク、そしてアイラ −5−

barvirgo2012-05-17

4月29日(日)、アラン蒸留所の見学を終え島内観光をしたい気持ちもあったのですが、今回のスコットランド行きを計画する際、あるじ個人としては6年半前にキャンベルタウンに行きながらも蒸留所を1つも見学出来なかったので今度こそスプリングバンク蒸留所だけでも見学したいと思い、タイトな日程の中この日のうちにキャンベルタウンに行けば翌日の午前中に見学出来そうなので、ご一緒して頂いた皆さんにはちょっと申し訳ないと思いながらも早々にアラン島から出る行程とさせて頂きました。
そして午後2時半のフェリーでアラン島を出るのですが、アラン島に渡った時のフェリーはとても大きなフェリーだったのに対し、アラン島から出た時のフェリーはルートが違う事もあるのでしょうが、とても小さなフェリーだったのです。
写真左:アラン島から出る時に乗ったフェリー      中:フェリーから見たロッホランザ城      右:フェリーから見たアラン島
 
 フェリーがキンタイア半島のClaonaig(クローニグ)に接岸するところ
まっ!それでもジュラフェリーよりは大きく、天気も良かった事もあり悪くない乗り心地でした。
で、キンタイア半島に上陸し、そこから半島を南下しキャンベルタウンに行きました。
そして車を走らせていて思うのは、キンタイア半島は本当に景色が素晴らしいのです。
この景色を見るだけでもキャンベルタウンに行く価値があるんじゃないかと思うぐらい素晴らしい景色なのです。
なので是非皆さんにもキャンベルタウンに行ってほしいですね。
途中休憩したところで撮ったキンタイア半島の海
そしてキャンベルタウン到着です。
あるじ達が行ったこのGWの時期も既に日が長くなっていたので、ホテルに到着して少し休憩した後は少し街を散策しました。
街自体は日曜日だという事もあったのでしょう、ちょっと寂しい雰囲気が漂っていました。
そんな中、キャンベルタウンには昔たくさんの蒸留所があり、捜せばその面影を残す建物も在ると聞いていたので、今回見学予定のないグレンスコシア蒸留所の外観と、そんな建物がないか捜しながら歩いてみました。

上段はグレンスコシア蒸留所、下段左は昔蒸留所であったろう建物、建物の右手上部にキルン(乾燥塔)が有ったと感じさせてくれます。
そして下段右はDISTILLERYの文字がゲートの縁に残っていました。
きっと捜せばもっと他にも昔蒸留所だった名残を残す建物を見つけることも出来たのかもしれませんが、この日は寒かった事もあり、散策は短めに済ませました。
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