あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

グレンゴイン、アラン、スプリングバンクそしてアイラ −24−

barvirgo2012-06-26

5月2日(水)、午後一の見学はラガヴリン蒸留所
蒸留所に着いて受付を済ませ、暫くするとガイドの女性が来てくれて蒸留所内を案内してくれます。
先ず蒸留所の外にいったん出、そこで蒸留所の歴史など簡単に話をしてくれます。
そして蒸留所の正面入り口前のスペースに四角いマンホールのような所があり、ポートエレンから運ばれてきたモルトがそこから蒸留所内に納められているというのを初めて知りました。
それからミリングルームに移り、ミリング(粉砕)、マッシング(糖化)、ファーメンテーション(醗酵)、ディステル(蒸溜)と順を追って案内説明してくれます。
左:ポーティアス製のモルトミル     中:ラーチ製のウォッシュバック     右上:初溜再溜2基ずつのポットスティル(極端に下を向いたラインアームが特徴)右下:スピリットセーフ
ラガヴリン蒸留所では久々に醗酵中のビアーを飲ませて頂きました。
そして最後、ウェアハウス(貯蔵庫)に案内してもらいウェアハウス内を見学して 一通りの見学が終了かと思っていたら、ウェアハウス内にはイアン氏が待機していたのです。
そうです。なんとそこまでのリクエストはしていなかったのですが、イアン氏のプレゼンで試飲が出来るWarehouse Demonstrationのツアーをラガヴリンでは用意してくれていたのです。
42年間ラガヴリン蒸留所で働いているウェアハウスマンのIain MacArthur (イアン・マッカーサー)氏
いや〜本当にオーラがある方でした。
ニューメークスピリッツを頭に塗られたりもしましたが、樽から直接汲んで頂いた原酒を飲ませていただいたりと、とても楽しく貴重な時間を過ごさせて頂きました。
また最後に蒸留所の所長、ジョージ・クロフォード嬢(ラガヴリンの所長は女性)が挨拶に来てくれて、ラガヴリンの仕込み水もお土産にと持ってきてくれたのです。
こうしてラガヴリン蒸留所の見学を終えました。
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