グレンオード蒸留所、拡張！

グレンオード蒸留所を所有するディアジオ社が、今週蒸留所を拡張すると発表しました。
ディアジオ社は今年の６月に、既存のモルト蒸留所28ヶ所のうち半数近くの拡張と新たに１つの蒸留所を新設する計画を発表していましたが、その一環としてグレンオード蒸留所の拡張が決まったようです。
というのも、グレンオード蒸留所はシングルモルトとしてもシングルトンオブグレンオードがアジア市場(特に台湾)でよく売れていて、且つブレンデッドウイスキーには欠かせない原酒を生産している蒸留所でもあるからだそうです。
但し、拡張といっても新たにスティルハウスなど建てるのではなく、モルティング工場だった19世紀からある建物に６基のポットスティルと10基のウォッシュバック(醗酵槽)を設置するそうです。
また新たに設置するポットスティルとウォッシュバックで、アルコール換算にして年産約500万リットル増産する事が出来るそうです。
因みにグレンオード蒸留所は、昨年も300万ポンドかけてウォッシュバックを設置し、年産で100万リットル増産できる様にしたばかりだそうなので、ディアジオ社としては本当に基幹蒸留所の１つなんだなという事が分かりました。
そんなイメージが今まで無かったので、ちょっと認識が改まりましたね。
そして、グレンオード蒸留所は今回の記事にもあるのですが、インヴァネスからも近く見学に行きやすい蒸留所なので、今年はともかく来年以降スコットランドに行く計画を立てていらっしゃる方は、拡張されたグレンオード蒸留所を見学コースに入れてみるのも楽しいかもしれませんよ。
何しろあるじも昨年はちゃんと見学出来なかったので、今度ハイランド本面に行く時は改めて訪れてみたくなりましたからね！　(マジ検討しようと・・・)

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