あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 Carlow(カーロウ)&Horse Island(ホースアイランド)

barvirgo2013-01-05

というウイスキーの蒸留所がアイルランドに出来るようです。
昨年末に Dingle Distillery(ディングル蒸留所)というウイスキーの蒸留所がオープンしたというニュースが入り、アイルランドウイスキー業界は本当に活気が出てきたなと思っていたら、ディングル以外にも新しい蒸留所が2ヶ所も出来るというのですからちょっと羨ましく思っちゃいました。
あるじ的には日本にももっと、ウイスキーの蒸留所が沢山出来てくれる事を願っていますからね。
まっ!それは措いといて、アイルランドに新しく出来る2つの蒸留所の内の1つカーロウはCarlow Brewingという1996年に出来た「O’Hara’s Irish Stout」というビールを造っている会社が、アメリカのAlltech Lexington Brewing and Distilling Co.(アルテックレキシントン・ブルーイング&ディスティリング社)が「Town Branch Bourbon」というバーボンを造るのに使っていたThe Vendome whiskey stillsという蒸留器(右上写真)をアメリカからアイルランドに運んで設置し、既に昨年11月からウイスキーの蒸留を始めたのだそうです。
原料は全てノンピートのモルトで2回蒸留だそうですが、アメリカの蒸留器だで蒸留して取り出せるニューメークは今までのアイリッシュとは違う物だそうです。
てな訳でどんなアイリッシュウイスキーが造られるのか?凄く楽しみになりますよね!
またもう1つのホースアイランドは、アイルランドコーク州の南にホースアイランドという島があるらしく、その島でアイリッシュウイスキーの伝統的な造り方で造るアイリッシュポットスティルウイスキーを2014年から造り始めるそうです。
あるじ的にはアイリッシュポットスティルも結構好きなタイプなので、こちらもちょっと楽しみです。
そしてアイルランドに蒸留所が出来るというニュースを聞く度に書いていますが、これだけウイスキーの蒸留所が出来ると本当にアイルランドに行きたくなります。
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