あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 今年は新たに3蒸留所が

barvirgo2013-01-08

スコットランドで蒸留を開始するようです。
1つは昨年6月20日の「小言」で紹介したAnnandale Distillery(アナンデール蒸留所)、昨年書いた時は昨年中に蒸留を開始するようですと書いたのですが、予定より遅くなって今年の夏ごろから蒸留を開始するそうです。
そしてもう1つも昨年5月11日の「小言」で紹介したインデペンデントボトラー(独立瓶詰業者)のAdelphi(アデルフィ)がArdnamurchanに建てている蒸留所で、こちらは今年の11月から蒸留を開始したいとしていて、遅くともクリスマス前にはスタートさせたいそうです。
そして後1つは、これが最も早い来月から蒸留を開始する予定という蒸留所なのですが、あるじ駄目ですね、今回の記事を見るまで、もう直ぐ蒸留が始まるというのにこの蒸留所の事を知らなかったのですから・・・(もっとアンテナ張らないと)
なんて反省をふまえ紹介すると、来月蒸留を開始するという新しい蒸留所はWolfburn distillery(ウルフバーン蒸留所・写真)といってスコットランドのThurso(サーソー)という街に出来たそうです。
因みにこのサーソーの街はオールドプルトニーが在るWick(ウィック)の街より北なので、この新しいウルフバーン蒸留所がスコットランド・メインランド最北の蒸留所って事になります。
そしてこのウルフバーン蒸留所というのはもともと19世紀にあり、1821年から1860年代まで操業していたそうです。
で、今回出来た新しい蒸留所は、その以前あった蒸留所から約350メートル離れたところに建てられ、仕込み水は前の蒸留所が使っていたのと同じ水を使うそうです。
以上が今年スコットランドにオープン予定の新しい蒸留所なんですが、3蒸留所ともヴィジター(見学者)を受け入れる計画があるそうです。
まっ、やっぱりウイスキーは蒸留してから売れるまでに時間が掛かるから、見学に来てもらって、少しでもお金を落としていてもらって、且つ将来出来るウイスキーに期待してもらって、好きになってもらいたいですものね!
てな訳で、将来出来るウイスキーも楽しみですが、その蒸留所が見学出来るとなると、それを見に行きたくなるあるじなのでした。
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