フェリーでキャンベルタウン

ウイスキーが好きでスコットランドを旅行する際、訪れるのにちょっと不便な街として、キャンベルタウンがあります。
スプリングバンク、グレンガイル、グレンスコシアと３つの蒸溜所があり、また古い町並みも残る素敵な街ではあるのですが、如何せんスコットランドの西南、キンタイア半島の先端にあり、車(レンタカー＆バス)か飛行機(小型のプロペラ機)で訪れるのですが、どちらも観光で行くには結構大変なのです。
車だとグラスゴーから約４時間半、車の免許があればレンタカーを借りて行く事も出来ますが、免許が無いとバスになり、バスの４時間半は結構辛いです。
また飛行機は早いのですが、小さいので結構揺れるし欠航も多く、ちょっとこちらも選択肢としては難しいところがあります。
そんなキャンベルタウンに行くのに、とても楽な方法で行けるフェリーが就航する事になったのです。
通年運行ではないようですが、来月23日(木)から週に３便、夏の運行ダイヤ期間行き来するそうです。
メインランド側(キャンベルタウンもメインランドではありますが)の出発地はアルドローサンハーバー、今まではアラン島に渡るフェリーが使っていた港で、ここはグラスゴーと列車で行き来できるので、車の免許が無くても楽に行く事が出来ます。
そしてフェリーですから、車やバスのように狭くも無いし、多少時間が掛かっても伸び伸び出来るので体も楽です。
また多少揺れるにしても飛行機ほどではないと思います。
なのでこの夏スコットランド旅行を考えていらっしゃるのであれば、このフェリーを使ってキャンベルタウンを訪れるなんて計画は如何？
キャンベルタウンは日本のウイスキーの父、竹鶴政孝氏が研修していた地でもあるので、あるじとしては是非多くの人に訪れて欲しいなと思います。

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