チャールズ皇太子スペイサイドを訪れる

４月16日(火)、スコットランドのスペイサイドを英国の皇太子が訪れました。
スコットランド北部を３日間視察して周るそうで、この日は先ず新しくオープンしたグレングラント蒸溜所のボトリング工場とHelius Corde plantというバイオマス工場を見てまわったようです。
グレングラントといえば、今月から日本でもアサヒビールが販売を始めたシングルモルトウイスキーですが、新しくオープンしたボトリング工場では１時間当たり2,000本のボトリングが出来、主に輸出用、ヨーロッパやアジア向けのウイスキーをボトリングするのだそうです。
なので日本で販売されるグレングラントも、この新しいボトリング工場でボトリングされた物が入ってくるようになるんでしょうね。
それと皇太子が訪れたバイオマス工場というのは、スペイサイドにある12の蒸溜所から出るポットエール(蒸溜残滓)やドラフ(糖化かす)を利用し、動物の飼料はもちろんこれらを燃やして得た熱で毎年8.32メガワットの電気を発電し、近隣の約9,000世帯の電力消費をカバーするものだそうです。
蒸溜所から排出される物で発電し、多くの家庭の電力が賄えるというのはエコで良いですよね。
そしてスコットランドではこうした工場がどんどん増えていくようなので、日本でもサントリーなどは蒸溜所が２ヶ所とも大きいし今後拡張もするそうなので、こうした工場を併設すると良いのかなとも思います。

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