あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

The Glenlivet Alpha(ザ・グレンリベット・アルファ)

barvirgo2013-05-07

今日シングルモルトスコッチウイスキーとして、英国政府公認第1号の蒸溜所であるグレンリベットから新たなシングルモルトウイスキーがリリースされます。
それがザ・グレンリベット・アルファ、写真の真っ黒なボトルのウイスキーです。
熟成年も使っている樽の情報も明らかにせず、そして見ただけでは色も分からないようにしてウイスキー好きにこのグレンリベットはどんな味わいか自分なりに感じてもらい、そしてウイスキー好き同士で議論してもらおうというちょっと消費者に挑戦的なシングルモルトウイスキーです。
一応情報として公開しているのはアルコール度数が50%あるという事、そしてある程度熟成させた原酒を使っているという程度のみです。
販売本数は3,500本、英国での価格が95ポンドで、世界15の市場で販売するそうです。因みにお隣り台湾では販売されます。
ちょっとスコッチモルトウイスキーソサエティっぽいところがあって面白いですよね。
ソサエティは蒸溜所名を伏せ、代わりに番号を割り当てる手法で、蒸溜年や熟成年数、樽種等は公開しているのに対し、グレンリベットは蒸留所は当然分かっているから、それ以外の情報を伏せてどんな味わいかをウイスキーファンに自分で考えさせる。
ウイスキー好きとしてはちょっとチャレンジしたくなるウイスキーですよね。
そして一応来月3日、まっ販売して約1ヶ月でリベットのマスターディスティラー、アラン・ウインチェスター氏がフェイスブック等で、このザ・グレンリベット・アルファがどんなウイスキーか発表はするそうです。
って事はそれまでにこのウイスキーを買わないと、ある意味面白くないって事になるのですが、果たして買えるか・・・そこも問題です。
なのであるじ、もしネットで買える様なら買っちゃおうと思っています。
皆さんも興味を持ったらネットで調べ、買える様なら買ってみては如何?
そしてどんなウイスキーか公表される前に、自分なりのテイスティングノート作ってみては如何?
 
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