昨日営業中お客様に教えてもらったのですが、サントリー白州蒸溜所敷地内で、グレーンウイスキーの生産を、この5月から始めるそうです。
グレーンウイスキーというのは、トウモロコシなどの穀物を原料に連続式蒸溜機(写真)で蒸溜された純度の高いアルコール原酒で、原料が持つ味わいが殆ど残っていないのでサイレントスピリッツとも言われるウイスキーなのです。
しかし、ブレンデッドウイスキーを造るうえでは、ブレンドするモルトウイスキーを引き立てる大事なベースとなるウイスキーでもあるのです。
また長く熟成させた物だと、モルトウイスキーに負けないぐらい素晴らしい味わいに仕上がるものもあるので、単にブレンデッドのベースとして使われる物とは思えないウイスキーでもあります。
まっ!白州に新しく出来た生産設備で造られるグレーンウイスキーの使われ方はブレンデッド用が殆どなのかもしれませんけどね。
ただサントリーのプレスリリースを読むと、白州のはトウモロコシ以外を原料にしてもグレーンウイスキーが造れる設備だそうで、サイレントスピリッツといえども多彩なグレーンウイスキーを造り分けられるそうです。
なので、稼動して直ぐ白州のグレーンを使ったウイスキーがリリースされる事は無いにしても、将来的には使われるようになる訳ですから、今まで以上にサントリーのブレンデッドウイスキーは奥深い味わいになっていくんでしょうね。
またもっと将来的には、白州のシングルグレーンウイスキーもリリースされるかもしれないので、それも楽しみですよね!
後、あるじ的にはこのグレーンウイスキー生産設備が見られるのか?それも気になるところです。
見させてもらえるのなら、また白州に行かないといけないですからね。
皆さんもそう思いません?あるじは凄く見たいです。
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