あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 Strathearn Distillery

barvirgo2013-06-15

ストラスアーンとでも読むのでしょうか?
スコットランド、パース近郊のMethven(メスヴェン)に来月にもオープンというウイスキー蒸溜所だそうです。
そして写真を見て分かるとおり、ポットスティルがとても小さなマイクロディスティラリーのようです。
スティルの大きさはどう見ても2,000L入るとは思えないので、スコットランドで最も小さなウイスキー蒸溜所といえると思います。
まっ、LOCH EWE(ロッホユー)という超マイクロディスティラリーもあるにはあるのですが、最低3年の熟成をさせないとウイスキーとは呼べないので、3年熟成をさせないロッホユーは正式にはウイスキー蒸溜所と呼べないですからね。
っと、話が少しそれましたが、この新しくオープンするストラスアーン蒸溜所、見学も勿論出来るそうなんですが、予約をすれば約1週間で自分自身のウイスキーを造る体験出来るそうです。
モルティングからカスクフィリング(樽詰め)まで、そして蒸溜も自分自身で行なえるそうですよ。
なので醗酵期間中の2日間は蒸溜のトレーニングに当てられるそうですけどね。
そして使用する樽は50Lの樽らしく、樽材を選んだり別料金が掛かるそうですが途中で樽を変えたりすることも出来るそうです。
そして最低3年待てば、それこそ自分のオリジナルウイスキーが出来る、そんな体験をさせてくれる蒸溜所が誕生するなんて、なんか夢があって良いですよね。
まっ、さすがに自分は1週間滞在してウイスキーを造る事はしてみたいけど、現実的には厳しいと思うので、機会があれば蒸溜所だけでも見学には訪れてみたいと思います。
そしてこんな体験が出来る蒸溜所が日本にも出来ると良いなと思いました。
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