あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 オーヘントッシャンも

barvirgo2013-08-09

先月20日オーヘントッシャンと同じモリソン・ボウモア社の蒸溜所、グレンギリーがヴァージンオーク(新樽)で熟成させたシングルモルトウイスキーをリリースするという話を書いたばかりですが、今度はオーヘントッシャンもヴァージンオークで熟成させたシングルモルトウイスキーのリリースを発表しました。
ただグレンギリーに関しては、限定品としての販売という事で日本での発売は無いなと思ったのですが、今回オーヘントッシャンに関しては、限定品とは書かれていないので、日本で販売される可能性もありそうですね。
で、このオーヘントッシャン・ヴァージンオーク、北米産のホワイトオークで出来た新樽で熟成させた原酒をヴァッティングして、チルフィルターを使わず(冷却濾過を行わず)アルコール度数46%でボトリングしたウイスキーだそうです。
また味わい優先ということでノンヴィンテージだそうです。
そして現地英国での価格が69.99ポンドということなので、日本円にして1万円超という感じです。日本で発売されれば1万円はしないで買える価格ですね。
また、スコッチ業界では今まで本当に少なかったヴァージンオーク樽で熟成させたウイスキーが同じモリソン・ボウモア社からとはいえ立て続けにリリースされるのを見ると、今後他社も追随すると思いますしウイスキーの味わいに広がりが生まれ、楽しさも広がり、あるじなんかは嬉しくなっちゃいます。
但しモリソン・ボウモア社曰く、ボウモアに関してはヴァージンオークで熟成させたウイスキーをリリースするかどうかは現状では決めていないそうです。
まっ、これも決めていないという事なので、ヴァージンオークで熟成させている原酒は持っているんでしょうね。
ボウモアのヴァージンオークっていうのは気になるので、何時かリリースして欲しいです。
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