あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 Paddy Centenary Edition(パディ センテナリー・エディション)

barvirgo2013-08-31

アイリッシュウイスキーに「パディ」というブランドがあります。
現在はミドルトン蒸溜所で蒸留されている原酒を使って造られているウイスキーですが、もともとはコーク・ディスティラリーズ・カンパニーが1779年から造って販売していたウイスキーで、当初はOld Irish Whisky(オールドアイリッシュウイスキー)という名前で販売されていたそうです。
それが、1881年からセールスマンとしてパブからパブへ売り歩き、このウイスキーの人気を高めたPaddy Flaherty(パディ・フラハティ)氏にあやかり、1913年にオールドアイリッシュウイスキーから「パディ」に変えたそうです。
そしてそれから100年、「パディ」発売100年を記念してリリースされるのがこの「パディ センテナリー・エディション」だそうです。
パッケージは100年前の当時のデザインを再現しているらしく、中身も当時のレシピを再現したシングルポットスティルの7年物で、アルコール度数は43%、味わいはスパイシーでバニラ様の甘みが感じられるそうです。
まっ、このウイスキーも発売場所がアイルランドとフランス、そして免税店と限られているのですが、シングルポットスティルウイスキーという昔ながらのアイリッシュウイスキースタイルで造られているので気になり、紹介する事にしました。
最近ウイスキーメーカーは免税店向け商品に力を入れていて、それだけ世界中をあちこち移動される方の数が増えているのだと思うし、実際当店のお客様でもよく海外に行かれる方が多くいて、情報提示しておけばもしかしたら買って来て貰える事だってあるかもしれませんからね。
てな訳で、飲んでみたいウイスキーがまた1つ増えちゃいました・・・
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