あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 バッファロートレース・アンティークコレクション2013

barvirgo2013-09-16

色んなタイプのウイスキーを造ったり、実験的なウイスキー造りにチャレンジしているバッファロートレース蒸溜所、そのバッファロートレース蒸溜所が毎年数量限定でリリースしているアンティークコレクションの2013年度版の内容が公表されました。
今年は「イーグルレア17年」、「ジョージ・T・スタッグ」、「サゼラック・ライ18年」、「トーマス・H・ハンディ・サゼラック・ライ」、「ウィリアム・ラルー・ウェラー」の5アイテムです。
で、簡単にそれぞれのウイスキーを見ていくと、
「イーグルレア17年」は1993年春に蒸溜した原酒で、IとKの貯蔵庫の2階3階6階で熟成させた実際には19年熟成のバーボン。
「ジョージ・T・スタッグ」は1997年春に蒸溜した原酒で、IとKとQの貯蔵庫の低層階で熟成させアルコール度数の調整や濾過をしないで128.2プルーフといいますから64.1%でボトリングされたバーボン。
「サゼラック・ライ18年」は貯蔵庫Kで熟成させた原酒のみで造られたライウイスキー
「トーマス・H・ハンディ・サゼラック・ライ」は2007年春に蒸溜した原酒で、貯蔵庫Kの7階で熟成させ、アルコール度数128.4プルーフ(64.2%)でボトリングされたライウイスキー
「ウィリアム・ラルー・ウェラー」は2001年春に蒸溜された原酒で、MとPの貯蔵庫の3階4階で熟成させ、アルコール度数の調整や濾過をしない136.2プルーフ(68.1%)のバーボン。
といったウイスキーのようです。
価格はそれぞれ70ドル(約7,000円)、今月末からの販売だそうです。
但し、日本での販売がどうなるかは、バッファロートレースの代理店に今年からなった明治屋が、どれだけバッファロートレース蒸溜所に信頼され委託されるのか、または明治屋が扱いたいと思うのか、にかかっているかもしれませんね。
それとあるじは好みませんが、幾つかは並行屋さんで販売される可能性も高いとは思います。
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