あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 スコットランドでハッピーニューイヤー!(4)

barvirgo2014-01-09

さて、グレンタレット蒸溜所で昼食をとり、日本ではグレンタレットは並行品しかないのでここで1本購入し、そして次なる目的地ブレアアソール蒸溜所へ向かいました。
ブレアアソール蒸溜所はピットロッホリーの街に入って直ぐの場所に在る、グレンタレットほどではありませんが、結構こじんまりとした蒸溜所です。
因みにピットロッホリーの街外れには、数年前まではスコットランド一小さいといわれたエドラダワー蒸溜所も在ります。
当初はエドラダワー蒸溜所を見学しようと思っていたのですが、スタッフの数が少ないせいか、現在はウインターシーズンの見学は行っていないそうです。
それでブレアアソール蒸溜所を見学したのですが、7年前訪れた時蒸溜所を案内してくれたジェフさんが今も元気そうにしていらっしゃったは嬉しかったです。
ただブレアアソール蒸溜所も外の撮影はOKですが、蒸溜所内の撮影は禁止されている為、写真を紹介することが出来ません。ごめんなさい。
それとブレアアソール蒸溜所の見学ツアーは1つしかなく、見学自体は他の蒸溜所に比べシンプルなのですが、自ら訪れ、また皆さんに訪れる事をお勧めするのは、ここの蒸溜所のシングルモルトウイスキーは殆ど出回っておらず、確かに日本でも時々並行品やボトラーズものは見かけるのですが、蒸溜所限定のウイスキー含め蒸溜所が一番確実にブレアアソールのシングルモルトウイスキーをゲット出来る場所だからです。
何しろブレアアソール蒸溜所で蒸溜されたモルト原酒は、その殆どをブレンデッドウイスキー「ベル」の原酒として使用され、シングルモルトウイスキーとしては1%程度しかボトリングしていないからです。
だからあるじ、今回もしブレアアソールを見学せずエドラダワーに行っていたとしても、ブレアアソールのショップだけは寄るつもりでしたしね。
まっ、そんなこんなで午後3時から蒸溜所を見学し、4時近くになると外は夕暮れ、冬のスコットランドの日の短さを実感させられます。

左:ショップ  中:ウォーターソース(蒸溜所脇を流れる小川)  右:ウェアハウス
外に出れば上の写真のような暗さになっていました。
個人的には蒸溜所限定のブレアアソールが買えたので、とても嬉しく、そして楽しい見学でした。
ただ皆さんにお勧めするならウインターシーズンではなくサマーシーズン(4月〜9月)、そうすれば近くのエドラダワー蒸溜所と合わせ2ヶ所の蒸溜所が効率よく見学出来ると思うので、是非皆さんもブレアアソール蒸溜所のウイスキーゲットを含め見学に訪れてみて下さい。(続く)

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