イングランド中部のHerefordshire(ヘレフォードシャー)に Chase(チェイス)という蒸溜所があります。
2008年の創業で、1000エーカーを越える自社農場の中に蒸溜所は建てられているそうです。
そしてこの蒸溜所はシングルエステート・スピリッツ(農場で作物を栽培し、糖化、発酵、蒸溜、熟成、瓶詰までの全工程をひとつの土地で行っている)という非常に珍しい蒸溜所だそうです。
そして蒸溜所の誕生以降今まではジンやウオツカ、リキュールがリリースされてきたのですが、近々ウイスキーも市場に投入するそうです。
それがヘレフォード・ウイスキーで、チェイス蒸留所は今もなお色んなタイプのウイスキー造りの実験的に行なっているそうですが、ウイスキー造りの実験を始めてから2年以上が経ったのでしょう、現在古いもので2年以上熟成させたウイスキーがあり、年内にはリリースするつもりだそうです。
まっ、年内中に3年が経過するんでしょうね。
で、チェイス蒸溜所がシングルモルトウイスキーと言わずヘレフォード・ウイスキーという呼び方をしているのは、たぶん最初にリリースされるものも大麦を原料としているようですが、それ以外にもビールに使われるホップを加えているようですし、今実験的に造っているウイスキーもバーバンタイプのトウモロコシやライ麦を使ったものだそうで、今までに無いタイプのウイスキーを造り、そして地元ヘレフォードシャー(チェイス)独自のウイスキーを生み出したいからだそうです。
はてさて、ヘレフォード・ウイスキー、どんなウイスキーなのかリリースされるのが待たれますし、発売されたら是非飲んでみたいですね。
なので、日本でチェイス蒸溜所の代理店をしているウイスク・イーには是非発売されたら日本にも入れて欲しいと思います。
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