Isle of Harris Distillery(ハリス島蒸溜所)

約１年３ヶ月前の｢小言｣で、今年オープン予定と紹介したスコットランド・ハリス島の蒸溜所、Isle of Harris Distillery その後どうなっているのか情報が入ってこなかったのですが、当初より予定は遅れているようですが、国や個人投資家の資金援助などもあり、来年春の操業に目途がたったそうです。
資金が足りず結局完成を見ない蒸溜所計画も結構あるので、ちょっとホッとしました。
蒸溜所のディレクターを務めるSimon Erlanger(サイモン・アーランガー)氏は、蒸溜所が完成しウイスキー造りが始まれば、島にも安定した雇用が生まれ、島の活性化に繋がるとして、そのためにも良いウイスキー、島に根ざしたウイスキーを造りたいと仰っているので楽しみです。
また島に根ざしたシングルモルトウイスキーという事で、ウイスキーをリリースする際には｢The Hearach(ザ・ヒーラッ)｣、ハリス島民という意味のゲール語をつけリリースするそうです。良いネーミングですよね。
そして予定では年間30万リットルの蒸溜を目指すそうです。
また当然ウイスキーと呼ぶには３年待たなくてはいけないので、しばらくはウイスキーの販売はなく、ジンも造るそうなのでジンの販売、また数量限定ではあるそうですが、蒸留が始まった際には何樽かは予約販売をするそうです。
まっ、なんにしても無事生産に向けて動いているのは良い事ですね。
そしてこの蒸溜所では、将来的に日本でも販売したい意向を持ってくれているそうなので、何時か皆さんも｢The Hearach｣シングルモルトウイスキーを飲める日が来るんじゃないかと思います。

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