BAR Virgoからのお知らせ!

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 英国のパブが

barvirgo2014-04-10

なんと!最近の調査で1週間に28店舗閉鎖しているそうです。
英国にThe Campaign for Real Ale (CAMRA)というパブとエールの為の協会みたいなところがあるのですが、そこが昨年4月から12月までの英国内でのパブの数を調査したところ、それまで1週間当たり26店舗の閉鎖だったのが、閉店ペースが上がり1週間に28店舗が閉まっていると発表しました。
凄い勢いで減っているんですね。ちょっとビックリです。
理由としては、英国は酒税が高いからというのもあるようですが、何よりも20代の若者がパブに足を運ばなくなったのも大きな要因のようです。
一度もパブに足を運んだ事がない若者や、1年以上パブを訪れていない若者の数を合わせると、約7割近くになるそうです。
英国でパブで飲まなくてどこで酒を飲むんだ?と思うのですが、そういう傾向にあるそうです。
なのでCAMRAでは、若者たちがパブに足を運ぶ為のイベントなど色々企画しているそうです。
そしてあるじが思ったのは、日本も似ているなという事です。
日本でも若い人がお酒を飲まなくなっていますよね。
あるじ自身バー業界で4半世紀以上働いていますが、最近では20代のお客様が凄く減ってますしね。
昔はもっと沢山20代の方でも普通にバーに来てました。
って言うか、自分もそうでしたが、結構10代でバーに来ているお客様もいらっしゃいましたしね。
でも、だからといって直ぐ20代の方にバーで飲めとは言いませんし、ウイスキーを飲めとも言いません。
どんな店でもどんなお酒でも構いませんのでお酒を楽しむ、日本酒には日本酒の良さが、ビールにはビールの良さが、ワインにはワインの良さがありますし、もちろんウイスキーにもウイスキーの魅力があるんです。
そして、そんな色んなお酒の中から自分好みのお酒を見つけ楽しむ、そんな若者を増やしていかなくては日本のお酒業界の未来はないのかなと思いました。
そんな訳で「小言」をご覧の皆さん、是非若い衆を酒を飲みに連れ出して下さい。
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