あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 barrel-aged gin(バレルエイジド・ジン)

barvirgo2014-07-11

が増えているようです。
樽で熟成させたお酒といえば代表格はウイスキーやブランデーですが、最近はジンでも樽で熟成させたものが増えてきているそうです。
今までは樽で熟成させたジンというと、オランダのジンに幾つかある程度で、若干イギリスのジンにも樽で熟成させた物があったかな〜程度だったのですが、いまや世界中で50を超えるバレルエイジド・ジンがリリースされているそうです。
新たなボタニカル(草根木皮)を加えたり組み合わせを変えるなどの工夫をしたジンが増えているのは知っていましたが、樽で熟成させたジンがそんなに増えているとはあるじもちょっと知りませんでした。
それも新興ブランドだけでなく、日本でもこれは発売になりましたがメージャーブランドのビーフィーターがリリースした「ビーフィーター バローズリザーヴ」なんていうのもありますし、あるじがちょっと欲しいと思った写真の「ボンベイ・アンバー」なんていうのあります。
それ以外にもイングランドではトムジンを樽で熟成させたものもあれば、フランスの「シタデルジン」ではソレラシステムで熟成させたジンを昨年リリースしたそうですし、アメリカではアメリカンホワイトオークの新樽やバーボン樽、ライウイスキー樽で熟成させたジンも造られたそうですし、面白いところではスウェーデンの「Hernö Gin(ヘンノ・ジン)」というジンは、香りのベースとなるジュニパーベリーの木を樽材にして、ジュニパーの香りを際立たせたジンをリリースしているそうです。
如何です?何かこうした情報を得るとまたジンに対する興味が増してきますよね。
あるじはジンも好きなので、本当にこうした情報を知るとそのジンを飲んでみたくなるし、また皆さんに紹介したくなってしまうんですよね。
なので、とりあえず何かこうしたバレルエイジド・ジンを何とか入手出来ないか考えてみたいと思います。

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