The SPIRIT of WHISKY FRINGE Award 2014

スコットランドの首都エジンバラ、そのエジンバラで夏に行なわれるイベントの1つにWHISKY FRINGE(ウイスキー・フリンジ)があります。
今年は８月８日(金)から10日(日)の３日間、エジンバラ市内のMansfield Traquair(マンスフィールド・トラクエア)で行なわれたそうです。
因みにどんなイベントかというと、Royal Mile Whiskies(ロイヤルマイルウイスキーズ)というウイスキーショップの主催で行なわれるのですが、参加者は用意された250種類以上のウイスキーを好きなだけ何杯でも試飲が出来るのです。
そしてこれだけであれば、日本でも似たようなイベントは幾つか開催されているのですが、このウイスキー・フリンジ、参加者の皆さんが飲んで気に入ったウイスキーに投票し、そしてその年のナンバーワンを決めるコンペティションにもなっているのです。
ウイスキーのディスティラーやブレンダー、ライターといった専門家の人達が審査をするのではなく、ウイスキー好きの一般の方の投票で一番を決めるので、コンペティションとしても良いイベントだなあとあるじは思っています。
そして昨日、今年の１位から10位までが発表されました。
今年は３日間で約1,300人の方が参加し、投票されたそうです。
１位から10位までのウイスキーは日本で手に入るもの手に入らないもの入り混じっていますが、ここで紹介いたします。
先ず第１位、アワードに輝いたのは　｢オールドプルトニー1990｣
第２位：グレングラッサ1978
第３位：ベンネヴィス21年
第４位：ハイランドパーク ダークオリジン
第５位：アードベッグ ウーガダール
第６位：ザ・グレンリベット25年
第７位：バルブレア1990
第８位：キルホーマン スモールバッチ
第９位：ブナハーブン18年
第10位：グレンマレイ25年
以上が今年のベスト10に選ばれたウイスキーだそうです。
そして今年の第1位(アワード)に輝いた｢オールドプルトニー1990｣は、来年のウイスキー・フリンジの結果発表までロイヤルマイルウイスキーズのショーケースの一角に展示されます。
それにしてもオールドプルトニーの人気は高いですね。
確か2011年にも｢オールドプルトニー17年｣がウイスキー・フリンジのアワードに輝いていますしね。
そしてそれ以上にあるじが注目したのは第４位、｢ハイランドパーク ダークオリジン｣です。
まだ日本では発売されていませんが、今年発売になった年数表記の無いハイランドパークで、どんな味わいなんだろうと気になっていましたが、他の上位人気のウイスキーの価格と比べると、この順位に入ったのはかなりコストパフォーマンスの高い事が伺え、日本での発売が楽しみになりました。
メーカーが発表するテイスティングノートはおいしそうな文言や興味を引く文言がたくさん書いてありますが、それより実際に飲んだ方の感想の方が何十倍も価値がありますしね。
そんな訳で今日紹介した上位人気のウイスキー、もし見かけたら飲んでみるっていうのも良いかもしれませんね。

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