あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 グラスゴー初のジンが

barvirgo2014-08-19

来月か遅くとも10月にはリリースされるそうです。
それが写真のMakar Glasgow Gin(メーカーグラスゴージン)で、ジュニパーをメインにローズマリー、ブラックペッパーなどのボタニカルで風味付けされたドライジンだそうです。
アルコール度数は43%、ネーミングはゲール語の吟遊詩人からきているそうです。
で本題はここからで、このジンをリリースする会社はGlasgow Distillery Company(GDC)といって、ジンも造りますがウイスキーも造るそうです。
しかも既にグラスゴーウイスキーの蒸溜所を建て、ウイスキー造りを行なうと発表していたADラトレー社よりも先にウイスキー造りを始めるそうです。
因みにADラトレー社は蒸溜所を建設中なので、ウイスキー造りは早くとも来年の後半、GDCは今年中にはウイスキー造りを始めるそうです。
そして造るウイスキーのタイプとしては基本ローランドタイプのライトでフレッシュなウイスキーで、それ以外にも実験的なウイスキー造りも行っていくそうです。
また面白い事にGDCの蒸溜所はADラトレーの蒸溜所から2〜3マイルしか離れていない場所にオープンするそうなので、2つの蒸溜所はとても近く、グラスゴーを訪れた時に2ヶ所の蒸溜所を見学するスケジュールが組みやすくなり、とても便利というか蒸溜所見学を考えている者にとってはすごく助かりますよね。
そしてGDC的にはアイラ島にでさえ8つの蒸溜所が在るのだから、グラスゴーにももっと沢山の蒸溜所が出来た方が良いと考えているそうです。
まっ、あるじ的にもグラスゴーに幾つか出来れば面白いなと思いますが、それよりも出来ればエジンバラにもウイスキーの蒸溜所が復活してくれるともっと素敵なのに、とも思いました。  (そうそう、それと日本にもね!)

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