が、シングルモルトとブレンデッドスコッチウイスキー別で発表されていたんですね。
なのでここでも簡単に紹介致します。
因みにウイスキー全体を見ると5年連続で伸びているそうで、5年間で市場規模は1.3倍になったそうです。
ピーク時に比べればまだまだで2005年当時の販売数ですが、嬉しい傾向である事には違いありませんね。
それでは昨年の販売数ベスト10です。
先ずはシングルモルトウイスキー
- 第1位:サントリー山崎
- 第2位:サントリー白州
- 第3位:ザ・マッカラン
- 第4位:ニッカ余市・宮城峡
- 第5位:ザ・グレンリベット
- 第6位:グレンフィディック
- 第7位:ラフロイグ
- 第8位:ボウモア
- 第9位:トマーティン
- 第10位:タリスカー
そしてブレンデッドスコッチ(こちらはベスト8まで、また並行品を除く)
以上が昨年のシングルモルトとブレンデッドスコッチウイスキーの販売数ランキングです。
国産ブレンデッドは今回の発表にはありませんが、もちろん国産のブレンデッドも売れていて、中でもサントリーの「角」は日本国内では全体を通しても当然の第1位で、世界的に見ても全ウイスキー中の第23位に入るビッグセール・ウイスキーなのです。
そのうえサントリーがビーム社を買収して、これからはアメリカなどでも「角」を販売しようというのですから、「角」の売上げは凄い事になっていくかもしれませんね。
また今回、ニッカの「余市」と「宮城峡」が別々ではなく一緒にされてしまっていたのは残念で、第4位といっても実際はどっちがどのぐらいなの?となってしまうので、次回は別々に数字を取ってもらいたいなと思いました。
それとやはり代理店の力というのもあるのでしょう、シングルモルトにしてもブレンデッドスコッチにしても世界の販売ランキングとはリンクせず、世界で売れても日本では!という状況なのがこのランキングから垣間見え面白いですね。
それと今回販売数は入れませんでしたが、シングルモルトと比較しても日本でのブレンデッドスコッチの売上げは世界的に見て異常なほど少ないなと感じました。
シングルモルトはそこそこ売れているし伸びているのに、ウイスキー需要の底辺を担うブレンデッドスコッチ(ジャパニーズブレンデッドも含む)がもっと飲まれないと、ウイスキーはマニアが楽しむだけのもになってしまい、結局日本中に広まらずに終わってしまいかねないので是非皆さん、普段のみには価格的にも手頃なブレンデッドウイスキーにも注目、そして飲んでみて下さい。
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