あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 Glenfiddich The Original (グレンフィディック ザ・オリジナル)

barvirgo2014-11-06

というグレンフィディックの新商品が今月からアメリカ、台湾、オーストラリアで発売されます。
因みにこのグレンフィディックは限定品で、フィディックが初めて海外(アメリカ)で発売した年(1963年)当時の味わいを再現したウイスキーで、ラベルもその当時の雰囲気をイメージしてデザインしてあるそうです。
なにしろ今や世界No.1のシングルモルトウイスキーで、その海外進出初年度を祝しての今回のリリースだそうです。
またアメリカ、台湾、オーストラリアで今月からと書きましたが、その後は世界中で販売があるそうです。(総数24,000本)
それにしてもアメリカでの先行販売は分かるのですが、なぜもう2ヶ国が台湾、オーストラリアなんでしょう?ちょっと不思議です。
まっそれは措いといて、味わいを再現したという1963年当時のグレンフィディックはどんなウイスキーだったのかというと、先ず当時はシングルモルトウイスキーという言い方もありましたが定着はしておらず、フィディックでは「ストレートモルト」という言い方を採用していました。
その後1980年代は「ピュアモルト」という言い方を採用している時期もあります。
そしてスコットランドで販売していた時は5年物だけを販売していたそうですが海外進出という事で、8年熟成の原酒をベースに12年13年熟成の原酒をブレンドし、そしてアメリカで8年物として1963年、発売する事に漕ぎつけたのだそうです。
そして現在に至るそうです。
で今回リリースされる「ザ・オリジナル」、味わいを再現しているとの事ではありますが、最低10年熟成の原酒を使っているようです。
はてさて、どんな味わいのグレンフィディックなんでしょうね。
なにしろ1963年というのはあるじの生まれた年でもあるので、ウィリアム・グラント&サンズもワールドワイドで販売すると言っていますし、是非日本でも販売して貰いたいと強く願い、そして飲みたいあるじなのでした。

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