あるじの小言

「あるじの店」(BAR Virgo)や洋酒(特にウイスキー)、スコットランド、まれに赤坂について書いています。

 エジンバラにウイスキー蒸溜所

barvirgo2014-11-22

スコットランドの首都エジンバラ、密造時代にはそれこそ400以上のウイスキー蒸溜所が在りましたが、現在はエジンバラの中心部から約25キロ離れたところにグレンキンチー蒸溜所があるだけで、エジンバラ市内には無いというのが現状でした。
エジンバラの市内には1925年に最後の蒸溜所が閉鎖して以来ウイスキーを造る蒸溜所が約90年存在しなかったんですね。
しかし、ついにエジンバラウイスキーを造ろうという会社が現れたそうです。
それがForth Bridge Brewery(フォースブリッジブルワリー)という新興のブルワリーで、ブルワリーというのでビールがメインなのでしょうが、モルトウイスキーやジンにウオツカまで生産するそうです。
という事で、現地のローカル新聞「エジンバラ・イヴニングニュース」でも見出しが「Plan could see malt whisky return to Edinburghとなっていて、モルトウイスキーの蒸溜所が復活する事に焦点が当てられています。
そしてこのフォースブリッジブルワリー(&ディスティラリー)が出来るのは、その名前の通りフォースブリッジの袂South Queensferry(サウスクイーンズフェリー)だそうです。
地図で見るとエジンバラ市内というのはどうかと思いますが、グレンキンチーよりはだいぶ市内中心部から近いし、フォースブリッジはエジンバラからハイランド地方に行くのに必ず渡る橋なので、場所としては見学に行くにもとても良いところです。
またこのフォースブリッジブルワリー&ディスティラリーはレストランやバーも併設するそうなので間違いなく見学が出来るっていうか、すでに年間2万人の見学者を想定しているので見学が出来ます。
で、オープン予定が2016年だそうです。
あるじ的にもエジンバラは大好きなので、そこにモルトウイスキーの蒸溜所が出来、しかも見学出来るというのは凄く嬉しいニュースで、次にエジンバラに行く時がとても楽しみになりました。

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